累計400万部を超える人気ボーイズラブ小説を映画化した『タクミくん』シリーズ。その最新作となる『タクミくんシリーズ Pure 〜ピュア〜』が12月18日に公開初日を迎え、シアター・イメージフォーラムで行われた初日舞台挨拶に、キャストの馬場良馬、内藤大希、浜尾京介、渡辺大輔と横井健司監督が登壇した。
[動画]『タクミくんシリーズ Pure 〜ピュア〜』馬場良馬、内藤大希コメント
・役作りのために一緒の布団で!『タクミくんシリーズ』舞台挨拶でキャストが衝撃告白
22時40分からの舞台挨拶というのに劇場は女性客で超満員。この日のために、昨夜から整理券を求めて並んだファンもいたそうで場内は熱気に包まれていた。
今回はタクミ(浜尾)とギイ(渡辺)のカップルのほかに、三洲(馬場)と真行寺(内藤)という新たなカップルの恋が描かれていくストーリー。横井監督は「渡辺くんと浜尾くんは今回が3作目。安心していたので特に口を出しをしていない」と2人の演技は信頼している様子。その一方で“新婚カップル”である馬場と内藤には「毎日毎日、1から10まで口を出した。まるで小姑のように演出させてもらった」と話していた。
ここで司会はカップルごとに話を聞くことに。まずは馬場が「僕たちは新婚カップルなので、お互いのことをわかり合わないといけない。ホテルが同じ部屋だったので、台本と原作小説を広げて、三洲と真行寺について夜な夜な語り合っていました」と話し、「ね、真行寺くん」とナイスパス。これを受けた真行寺役の内藤も「ゼロから関係を作るのが難しいと改めて実感しました。三洲さん」と息のあったところを見せ、客席を沸かせていた。
続いてはベテランカップル。「新婚カップルの新鮮なコメントを聞いていかがですか?」との質問と、ギイ役の渡辺は「非常にいいと思います。自分たちも思い出したというか、なあタクミ」と応戦。タクミ役の浜尾はこのパスに「うん」と答え、客席からは「かわいい!」という声と共に大きな拍手が。渡辺は「この感じです。付き合いが長いから出せるものもあります」とコメント。続いて「自分たちから見て、2人はすごく頑張っていました。俺は(撮影現場に)3日間しかいなかったけど、その間に2人の作品に対する愛を感じました」と馬場と内藤を絶賛すると、“愛”つながりで「俺のタクミに対する愛は変わらないですけど」と口にし、タクミも「ありがとう」と応じて息の合ったところを見せていた。
また、この日はサプライズで馬場の誕生日を祝うケーキも登場。26歳になったという馬場は、司会からどんな年にしたいかと問われると「26歳はダンディ目指して頑張ります」と発言。これに横井監督が「ダンディ?」と突っ込んだ上で、「馬場くんのどこをとってダンディが」と一刀両断。客席から監督のコメントを支持する拍手が起こるなか、馬場はめげずに「これから1つずつ大人の階段上って行きます」と決意を語っていた。
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