危険物を大量に積んだまま暴走する無人の列車──実際に起きた事件を基にしたサスペンスアクション『アンストッパブル』。その関連イベント、2010年アンストッパブル大賞授賞式が12月20日にAKIBA_SQUAREで行われ、お笑いコンビ・Wコロンのねづっち、タレントの南明奈、関取の稀勢の里が登場した。
[動画]2010年アンストッパブル大賞授賞式
『アンストッパブル』イベントでAKB48の高橋みなみらが巨大駅弁を差し入れ!
今年、様々なシーンで話題を振りまくなど、勢いが止まらない“アンストッパブル”な人々を招いたこの日のイベント。謎かけでブレイクしたねづっちは「今まで使い切っていなかった運がいっぺんに来ちゃった感じでしょうか。舞台中心の生活だったのが、今年はテレビとかラジオとかいっぱい出させていただきました」と2010年を振り返った。謎かけで使われる「ととのいました」が流行語大賞にもノミネートされたが、「ノミネートされると、その後消えてしまうとも言われますが、小島よしおと話をして、なるようにしかならないという結論が出ました」と開き直り気味。「来年も頑張りたい」と意欲を示していた。
一方、横綱・白鵬の連勝記録をストップさせた稀勢の里は、その偉業について「自分ではそこまで感じてなかったのですが、周りの反響が大きかったので、日に日にスゴイことをしたという気持ちになりました」。熱くなりやすい性格だそうだが、連勝を止めたときは冷静だったそうで「それが良かったんだと思います」と語っていた。
また南は「今年はNHKの連続テレビ小説(『ゲゲゲの女房』)にも出させていただいたし、ファッションブランド(MiiA)を持つ夢も叶いました。新しいことがスタートできたし、思い入れの深い1年でした」とコメント。なかでもブランドへの思いはひとしおで「時間があるときには店頭にも立っています」。109の店員になることも夢のひとつだったそうで「レジ打ちしながら、夢が叶ったなって思っています」と明かした。
さらに、ねづっちはこの日も次々と謎かけに挑戦。稀勢の里にちなんだ謎かけでは「稀勢の里関とかけまして、エレベーターで屋上に向かうとときます。(その心は)各界(各階)の頂点を目指します」。また自らについても「勢いの止まらなかったねづっちとかけて、応用力とときます。(その心は)やっぱり基礎(木曽)が必要です」と披露していた。
映画では、命がけで列車を止めようとする男たちが描かれるが、稀勢の里は「部屋の若いのに見せてやりたい」とコメント。また「僕は、体は大きいけど気は小さいんです。怖いものもたくさんあるので、恐怖との戦い。土俵でも気合いの入った相手を見ると怖くなるときもあるし、ケガも怖い」と意外な心情を吐露していた。
『アンストッパブル』は2011年1月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国公開される。
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