現在シーズン9が放映中で、視聴率が3週連続20%を超えるなど大人気のドラマシリーズ『相棒』。その劇場版第2弾『相棒─劇場版II─』が12月23日に封切られ、丸の内TOEIで行われた初日舞台挨拶に水谷豊、及川光博、小西真奈美、小澤征悦、宇津井健、國村隼、益戸育江、岸部一徳、川原和久、大谷亮介、山中崇史、六角精児、神保悟志、和泉聖治監督が登壇した。
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『相棒』ファンの大歓声に水谷豊「公開もしてないのに感無量」と感激!
映画鑑賞後の舞台挨拶ということもあって、水谷は「あまりハシャギ過ぎるわけにもいかず、かといって暗くなるのもどうかなと思いながら」と観客の反応が気になる心境を告白。「言いたいことは結局、ひと言だけなんです。みなさま、ようこそ相棒ワールドへ」と挨拶し、大きな拍手を浴びていた。
今回ゲスト出演した小西は「撮影で初めて水谷さんと及川さんにお会いしたときに『ようこそ相棒へ!』と言って手を差しのべてくださったことをすごく覚えていて。今日、初日を迎えられ、私もようやく相棒チームとしてみなさまに対して『ようこそ相棒へ!』という感謝の気持ちでいっぱいです」と語っていた。
すると小澤は「『相棒』という金字塔を打ち立てた作品に参加できてすごく光栄です」と言いながらも、自分のときには水谷と及川から「ようこそ相棒へ!」と手を差しのべられなかったと嘆き、「僕は言ってもらっていませんが大丈夫ですか?」と2人に質問。会場を沸かせていた。
また、小澤は水谷について「チャップリンの要素を持っているんじゃないか」とコメント。「チャップリンってあんなにふざけているのに、どこか哀しさがある。(水谷からも)そういうのを感じる」と続けた。
これに水谷は「先ほど、小澤さんが挨拶のときに『諸先輩に囲まれて』って仰っていたのが『小先輩に囲まれて』って聞こえて、『小さな先輩って?』と思っていたんですけど、今のひと言ですべてがわかりました」と返答。司会が「誤解が解けてよかったです!」とコメントすると、会場も笑いに包まれていた。
この日は、今後『相棒』の出演者たちが全国各地に散らばって、前回の36回を上回る39回の舞台挨拶を行うことも発表された。この回数は、水谷の口癖である「さんきゅ」にかけたもの。司会が「39回の舞台挨拶とお聞きになっていかがですか?」と水谷に質問すると、客席からもクスクス笑いが漏れていた。
これに対し水谷は「最初は35回って聞いてたんですけど、強引に39回にしたなと思いました」と裏話を披露。及川が「これから怒濤の日々ですね。何泊何日ですか?」と質問すると、水谷は「とりあえず5泊6日。うちに帰れないので、下着その他を持って来るようにいわれた」と打ち明け、同じ境遇の及川も「がんばります」とやる気をのぞかせていた。
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