「お正月は映画でも」なんて思ったものの作品選びで迷ってしまったあなたのために、オススメ予告編を10本紹介。本編の出来映えは無視して、とにかく予告編だけに注目し、面白い作品を厳選。もちろん本編だってきっと面白い……ハズなので、お気に入りが見つかったら、映画館へ急げ!
●『エリックを探して』
まずはイギリスの名匠ケン・ローチ監督による人間賛歌から。ブルーカラーの過酷な現実をリアルに描き続けてきた監督が一転、コミカルなハートフルドラマに挑んだ1本で、しょぼくれた中年男の奮闘を、優しいまなざしで描いていく。
『エリックを探して』予告編/『エリックを探して』作品紹介
●『キック・アス』
こちらもダメダメな主人公の奮闘を描いた作品。正義心だけが取り柄のなりきりヒーローが、弱っちいながらも頑張る姿に元気が出る! ジャンプした後、痛がるヒーローという生身っぽさが笑えます。R15+の作品だが、なぜそうなのかは映画館でご確認を!
『キック・アス』予告編/『キック・アス』作品紹介
●『バーレスク』
クリスティーナ・アギレラが主演した豪華エンターテインメント。歌手を夢見てロスへとやってきた主人公のサクセスストーリーを描いた作品だが、まず、パンチに満ちたアギレラの歌声にノックアウトされてしまう。
『バーレスク』予告編/『バーレスク』作品紹介
●『レバノン』
ヴェネチア映画祭の最高賞・金獅子賞を受賞した作品で、戦争の狂気と地獄絵図をあますところなく描いた作品。戦車兵の立場から戦争を見つめていて、戦車からのぞく戦場の風景がリアル過ぎて恐ろしい。
『レバノン』予告編/『レバノン』作品紹介
●『シチリア!シチリア!』
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、故郷シチリアを舞台に描いた自伝的作品で、郷愁に満ちた映像を見ているだけで心が震えてくる。
『シチリア!シチリア!』予告編/『シチリア!シチリア!』作品紹介
●『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
人気マンガ家・西原理恵子の元夫で戦場カメラマンだった故鴨志田穣の自伝的小説を映画化。アルコール依存症治療のための入院生活を主軸としたストーリーだが、予告編からもこの病気の壮絶さがガンガン伝わってくる。愛情に裏打ちされた辛辣な会話が秀逸。
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』予告編/『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』作品紹介
●『人生万歳!』
ウディ・アレン監督が久々にニューヨークに戻って作ったラブコメディ。へりくつ屋の中年男とおばかでキュートな家出娘との恋模様を軸に、様々な人々の恋のエピソードが展開していく。舞台風の構成が絶妙で、都会的センスにあふれた1本。幸せな気分になれるはず!
『人生万歳!』予告編/『人生万歳!』作品紹介
●『クレアモントホテル』
人生の終着点を迎えた人々が集うクレアモントホテルを舞台に、夫に先立たれた老婦人と作家志望の貧乏な青年の交流を描き出す。見る者の心を優しく解きほぐしてくれる珠玉の感動作。
『クレアモントホテル』予告編/『クレアモントホテル』作品紹介
●『キス&キル』
元スパイの夫と、そうとは知らずに結婚してしまったお嬢様。殺し屋から逃げ回るハメになった2人の恋の行方をコミカルに描いたラブサスペンスで、ハリウッド映画らしい予告編のテンポの良さも興味を誘う。
『キス&キル』予告編/『キス&キル』作品紹介
●『ハーブ&ドロシー』
気に入った美術品をコツコツと買い続けた結果、気がついたらものすごく価値あるコレクションとなっていた……という老夫婦の、嘘のようなホントの話を追ったドキュメンタリー。継続は力なり、好きこそモノの上手なれ、といった格言が思い浮かんでくる。
『ハーブ&ドロシー』予告編/『ハーブ&ドロシー』作品紹介
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
『型破りな教室』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2024.11.29 -
山口馬木也のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2024.11.15