俳優の玉木宏が、『連続ドラマW だから殺せなかった』(全5話)で主人公の敏腕記者を演じることが分かった。玉木がWOWOWで主演を務めるのは『連続ドラマW 盗まれた顔〜ミアタリ捜査班〜』以来3年ぶり。
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玉木宏、3年ぶりのWOWOWドラマ主演! 報道に対する信念を貫く敏腕記者演じる
本作は、第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞した同名小説を原作とするミステリードラマ。連続殺⼈犯と新聞記者の前代未聞の紙上戦が展開される劇場型犯罪を描く。
物語の始まりは、太陽新聞社会部遊軍記者・⼀本⽊透に宛てて届いた⼀通の⼿紙。「俺の殺⼈を⾔葉で⽌めてみろ」と書かれた手紙には、⾸都圏を震撼させる無差別連続殺⼈の犯⾏が詳述されていた。犯⼈は⼀本⽊を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺⼈を予告する犯⼈に対し、⼀本⽊は報道記者として⾔葉の⼒で⽴ち向かう。やがて、連続殺⼈犯と新聞記者の前代未聞の対話は、劇場型犯罪として世間を揺るがし、ジャーナリズムや社会の闇を浮き彫りにしていく。
玉木は、⼼に傷を抱えながらも、報道に対する信念を貫く敏腕記者にして主⼈公の⼀本⽊を演じる。
脚本は『連続ドラマW 華麗なる⼀族』の前川洋⼀、監督は「連続ドラマW 宮部みゆき『ソロモンの偽証』」の権野元。音楽は『連続ドラマW 引き抜き屋〜ヘッドハンターの流儀〜』の⽊村秀彬が担当し、重厚な世界観を紡ぎ出す。
玉木はオファーを受けた当初を振り返って「ドラマWはドラマでありながら映画的要素が多く、どっぷりとその世界に入ることができる枠だと思っています。今作は静かな作品ではありますが、⼼がジワジワと揺さぶられていくような面白さがあると感じました。職責を全うする事の意味を考えずにはいられません。そんなメッセージを受け取り発信したいと思いました」とコメント。
自身が演じる一本木に関して「過去に後悔がありながらも、今を生きている男。報道の在り方、仕事の意味、自分の選択は正しいのか、自問自答しながら今を生きる姿が印象的です」と評価。権野監督について「かゆいところを理解してくれる方です。どんな応対も素早く的確で現場をしっかりまとめてくださいます。ご⼀緒するのは4年ぶりなので楽しくやらせていただいております」と話している。
また、視聴者に向けて玉木は「誰しもが自分と向き合う時間はあると思います。自分の居る場所、進むべき道、自己肯定する事も時に必要だと思います。葛藤しながら歩を進める太陽新聞記者、⼀本⽊のメッセージを受け取ってください」と語っている。
挑発し続ける凶悪犯の真の目的とは⼀体何か。そして、⼀本⽊を待ち受ける衝撃の結末とは。今後の動向にも注目だ。
『連続ドラマW だから殺せなかった』は2022年より放送・配信スタート(第1話無料放送)。
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