水俣病患者の命の輝きをジョニー・デップが激写 『MINAMATA』新場面写真解禁
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ジョニー・デップ製作・主演の新作映画『MINAMATA―ミナマタ―』より、新場面写真9枚と本予告が解禁された。
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日本人キャストらの姿収めた新場面写真解禁!
本作は、熊本県のチッソ水俣工場による工業排水を原因とする“四大公害病”の一つ「水俣病」が題材。報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン(ジョニー)が、パートナーのアイリーン(美波)とともに水俣を訪れて1971年から3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく濃密な日々が描かれる。
2020年ベルリン国際映画祭で特別招待作としてワールドプレミア上映され、ジョニーの魂の演技に各国メディアが絶賛。日本のマスコミ試写でも「こんなジョニーは久しぶりにみた」「ジョニーの魂のこもった演技が見事!」と話題に。その他に真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、ビル・ナイが出演する。監督はアンドリュー・レヴィタス、音楽は坂本龍一。
今回、豪華キャスト陣の新場面写真も一挙解禁。ユージンの志に共鳴し、真実を伝えるためにカメラを持ち闘った伝説の写真家に扮するジョニーの姿をはじめ、チッソに補償を求める活動のリーダー、ヤマザキを熱演した真田、対するチッソの社長である國村の姿が切り取られている。
他にもユージンのパートナーとして、強い信念を持ち存在感を放つアイリーン役の美波、水俣病の症状に苛まれながらもその複雑なキャラクターを繊細に演じたキヨシ役の加瀬、水俣病の被害で生まれつき目が見えず話せない娘を持つマツムラ夫婦の夫役・浅野とその妻を演じた岩瀬。2人が苦悩しながらも、娘に愛情を注ぐ演技に注目だ。
そして『うみべの女の子』(21年)で注目を浴びている新鋭の青木柚が、ユージンとカメラで心を通わす水俣病患者の青年シゲルを好演。ユージンの写真家としての腕を信じる「LIFE」の編集長ロバート・ヘイズ役として参戦する、英国アカデミー賞受賞俳優のビルの姿も確認できる。
合わせて解禁された本予告は、ユージンのもとに、アイリーンが訪ねる場面から。危機にある水俣の状況に驚愕しながらも、その実態を世界に伝えるため、人々と共に立ち上がるユージン。彼の目とカメラを通し、苦悩の瞬間に浮かぶ一瞬の命の輝きや、困難を乗り越えようとする人々の固い絆が、坂本のエモーショナルな楽曲にのせ映し出されていく。
今回の予告では新たに、真田、國村ら日本人キャストの姿も垣間見ることができる。傷つき、うつむきながら人々とともに立ち上がったユージン。彼が映し出した希望の光とは? 今こそ伝えるべき衝撃と、心震える感動を予感させる予告となっている。
『MINAMATA―ミナマター』は9月23日より全国公開。
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