若者とオヤジは挑発し合え！危険なオヤジ・泉谷しげるが若者に激励メッセージ

2011.01.13

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リタイアした元スゴ腕スパイたちが再結集して大活躍するアクション娯楽作『RED／レッド』。1月15日から放映されるこの映画のテレビCMナレーションを泉谷しげるが担当することとなり、先日、都内スタジオで収録が行われた。

・［動画］『RED／レッド』予告編
・『RED／レッド』作品紹介

ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチらが扮する危険なオヤジたちが巨大な陰謀に立ち向かうという内容で、泉谷は、日本の芸能界の危険なオヤジとして映画のイメージキャラクターに抜擢された。

収録は随所にアドリブを織り交ぜながら、滞りなく進行。その後、収録時のハイテンションのまま質疑応答が行われた。

まず、周りにいる危険人物は誰かという質問には「なかなかいないですね。自分が一番危険なので、みんな（自分から）逃げてます」と回答。危険なオヤジとして熱くなる瞬間はどんなときかと聞かれ「イタズラを考えついたとき。『みんなをヒーヒー言わせてやろう！』と考えついたときです」とニンマリ。また、格好いいオヤジ像”については「夢中になると格好よく見えてくる。経験値を自慢げに見せないところに男の色気が出てくるのでは」と話していた。

映画には格好よくて危険な熟女（ヘレン・ミレン）も登場。そんな危険な女性についての意見を求められると、まず「（ヘレン・ミレンは）品がありますよね」とキャラクターの感想を述べてから、「人間、やっぱり危険が伴なってないとダメだと思います。ひどい目にあったりすると覚醒して、火事場の馬鹿力が出る。不幸な目にあわないに越したことはないけど、危険な目にあったときに自分の機能に気づくのでは？」と、危険と戦っている人々が格好いい理由について語った。

最後に、危険なオヤジとして若者に向けたメッセージを求めると「先輩との距離を縮めようなんてつまらないことを考えないほうがいい。絶対に距離は縮めず、お互いにいい意味で挑発し合う。灰皿で殴っちゃダメですが、若い奴は『先輩、コノヤロー！』という気持ちをぶつけないと、オヤジたちは退きませんよ」とコメントを寄せた。

『RED／レッド』は1月29日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。