日本時間の1月17日(現地時間1月16日)に発表された第68回ゴールデングローブ賞「テレビの部・ミュージカル・コメディ部門」で、『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』が2年連続となる作品賞に輝いた。また、最優秀助演女優賞、最優秀助演男優賞にも輝き、合わせて3部門での受賞となった。
・セレブがこぞって出演を熱望する『glee/グリー』がグラミー賞にノミネート!
・[動画]『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』応援団結成式/ベッキーほか
最優秀助演女優賞を獲得したのはジェーン・リンチ。彼女はグリークラブ(合唱部)顧問のシュースター先生を目の敵にするパワフルなチアリーダー部の顧問スー・シルベスター役を演じている。初めて本格的にレズビアンの世界を取り上げたことでも話題の『Lの世界』では、シビル・シェパードと恋に落ちる弁護士のジョイス役を熱演し話題となった女優で、全米ではスーの強烈なキャラクターが大人気となっている。
一方、最優秀助演男優賞は、カート役のクリス・コルファーが獲得。コルファーは当初、グリークラブのメンバーで車椅子のアーティ役でオーディションを受けていたが、『サウンド・オブ・ミュージック』のカートに似ていることが製作陣の印象に残り、彼のためにカート役が作られたという。魅力の1つがカウンターテノールを思い起こさせる彼の美声で、世界中に女性ファンがいるが、彼自身はすでにゲイをカミングアウト。演じているカートもゲイという設定で、アイデンティティーに悩む複雑な心模様を見事に演じきっている。
『glee/グリー 踊る♪合唱部!?』は高校のグリークラブを舞台に、人種も文化も価値観も異なる高校生たちが、“音楽が好き”という共通点で合唱部に集まり、音楽を通して自分らしさや、かけがえのない仲間を見つけていくという、アメリカで大人気のテレビシリーズ。日本でも1月7日よりレンタルがスタートしている。
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