「不思議な映画」尾野真千子が主演作『心中天使』の完成披露記者会見に出席

左から一尾直樹監督、尾野真千子、郭智博
左から一尾直樹監督、尾野真千子、郭智博

現代人の関係性をテーマにした『心中天使』の完成披露記者会見が、1月21日に名古屋市内で行われ、キャストの尾野真千子と郭智博(かく・ともひろ)、一尾直樹監督、エグゼクティブプロデューサーの松波頼明とプロデューサーの大塚馨が出席した。

尾野真千子 インタビュー
[動画]『心中天使』予告編

ある日、心の中に“何か”が落ちてきたことで感覚が変化し、それまで気にも留めなかったような些細な出来事が大切なメッセージに思えてくる役を演じた尾野と郭。物語について聞かれた尾野は「不思議な映画ですね。脚本を2度、3度と読んでも分からなかったのに、現場ではスンナリ入ることができました。何か心に感じる、自分を信じていれば大丈夫、そんな気持ちで、安心感をもって撮影に臨むことができました」と語った。

一方、郭も「脚本を読んでも分からなくて」と不思議な内容の作品であることを示唆してから「ただ、少しでも『よく見せよう』などと考えたらダメだという気がして、とにかくありのままの自分で撮影に臨みました」と振り返った。

そんな2人について一尾監督は「尾野さんも郭さんも、言語的に分かる分からないではなく、体感として分かってくれていると確信していた」と自信をのぞかせ、「映画に対する愛と欲望をぶつけた」と本作への熱い思いを語っていた。

『心中天使』は2月5日より渋谷ユーロスペースほかにて全国順次公開される。

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