お笑い芸人・木村祐一の2本目となる監督作『ワラライフ!!』が1月29日より公開となり、木村監督をはじめ、キャストのの村上純(しずる)、吉川晃司、鈴木杏樹、田畑智子、板尾創路が、シネマート新宿で初日舞台挨拶を行った。
・香椎由宇の膝枕に、しずるの村上純「オダギリさんすみません」とお詫び
・[動画]『ワラライフ!!』予告編ナレーション収録/村上純
『ワラライフ!!』とは「What a wonderful life!(素晴らしい人生!)」の意味で、映画では、ごく平凡な家族の涙あり笑いありの思い出が優しい視点で綴られていく。
最初の挨拶で木村監督は「今年で4回目の干支を迎えるのですが、家族や友だちのことをシンミリ思い出す年頃になってしまい、こういう映画の製作することになりました」と映画作りのきっかけを吐露。その後、妊娠中のために登壇できなったヒロイン役の香椎由宇から届いた、映画の公開を祝い、登壇できなかったことを残念がるメールを読み上げた。
また、映画初主演となった村上は「俳優の村上です」と挨拶して会場を沸かせ、「温かい気持ちになってください」と客席に語りかけていた。
村上扮する主人公が思い出す子ども時代。そのなかで父親を演じたのは吉川。現在45歳の吉川は「(父親役を演じるような)そういう年になったのかな」とシンミリ。撮影では子役をもてあまし気味だったと話し「うるせぇ!って言いそうになりました」と言うと、母親役の鈴木が「でも吉川さん、優しかったですよ」とフォロー。吉川は、「そう?」と照れ笑いを浮かべていた。
撮影は真冬に行われたため、海水浴シーンはかなり大変だった様子。吉川は「夏の格好で寒かったのですが、監督だけはフワフワのダウンコートで(笑)」と監督への恨みを口にしていた。
放送作家や料理人など多方面で活躍する木村監督。自身も監督経験のある板尾は「何十年も監督しているような雰囲気があって、何でもできる人」と木村監督を評すると、さらに、車の運転も上手くて道に詳しい監督について「そのうちロケバスの運転も自分でやるんじゃないか(笑)。木村監督にとって“監督”なんて朝飯前の仕事だと思う。将来が楽しみ」と大絶賛していた。
その後、たくさんの福を招くべく一足早い豆まきを行った登壇者たち。村上や吉川たちが客席に向けて豆をまくと、場内からは大きな歓声が沸き上がっていた。
『ワラライフ!!』はヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開中。
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