パティシエの世界を描いた『洋菓子店コアンドル』。この映画の公開を控え、1月31日に新宿バルト9で“パティシエの卵たち”を招いた特別試写会が行われ、キャストの戸田恵子とプロデューサーの前田浩子、製菓技術指導を担当した辻調グループ校の大川満先生が登壇しトークを繰り広げた。
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この日、客席を埋めたのは、辻調グループ校で製菓作りを習う未来のパティシエたち。先生である大川が登壇すると拍手喝采。笑顔が溢れていた。
その大川は、客席の生徒たちを見回すと「こんばんは、何かホームルームをしているみたい」と語りかけ、「なかには出演している方もいると思うので、自分の顔とか体とか手が、映っているかどうかを探しながら見てもらえれば」と挨拶。
前田は「1番最初に見てもらいたかったのが辻調のみなさん。いろいろな形でご協力いただき、みなさんの姿を見て、キャストもモチベーションを上げていた。この映画をいろいろな人に広めていただいて、これからパティシエを目指す人たちが増えてくれれば」とコメントしていた。
その後、劇中で洋菓子店“パティスリー・コアンドル”のオーナーを演じた戸田も登壇。「学校(辻調)に行って、1日中クリームの匂いのするなかでいろいろと教えていただいたが、オーナー役なので直接(お菓子作りに)手を出すシーンが少なく、さほど、(習ったことが)活躍していない」と苦笑いを浮かべていた。
また、この映画に出演したことで、パティシエの大変さを実感したようで「私たちはいつも完成品しか見ていなかったが、裏の作業は結構力仕事なんだなってことを感じた。ケーキを食べるときに心して食べるようになりました(笑)」と話していた。
さらに、劇中に登場する、加賀まりこ扮する舌の肥えた客について触れた戸田は、「みなさんにとっても、いずれそういった方が出ていらっしゃるのかどうか」と、厳しい客との出会いが人を成長させることを伝えた。
最後に未来のパティシエたちへのメッセージを求められると、戸田は「この道に進もうと思ったからには、ヘコたれないで頑張っていただきたい。いつかどこかで、みなさんが作ったお菓子をいただくこともあるかもしれない。そんな日を楽しみにしています」とエールを贈っていた。
『洋菓子店コアンドル』は2月11日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
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