小池徹平が妖怪に!? 日本初の3Dアニメ『豆富小僧』の声優陣が続々決定！

2011.02.08

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人を恐がらせることができないオチコボレの妖怪・豆富小僧の大冒険を描いた日本初の3D長編オリジナルアニメーション『豆富小僧』。この映画の声優陣を、配給元のワーナー・ブラザース映画が発表した。

・［動画］『豆富小僧』予告編

すでに、主人公の豆富小僧を深田恭子が、お目付役の達磨を武田鉄矢が、豆富小僧の父親・見越し入道を松平健が担当することが発表されているが、今回発表されたのは以下の6人。

妖怪の袖引小僧を小池徹平、死神を大泉洋、妖怪の芝居者狸を宮迫博之、同じく妖怪の702番狸をはるな愛が演じ、豆富小僧と友だちになる少女・アイを平野綾が、アイの母親・茜を壇れいが演じる。

物語のスタートは江戸時代。見越し入道からは怒られてばかりいる豆富小僧と達磨が、消えた母親を探す旅に出かけるも、狸によってお堂のなかに閉じ込められた末、200年後の現代の日本に放り出されてしまう。

声優初挑戦の小池は「豆富小僧がお母さんを探す過程で出会う人や妖怪、色々な“物”との出会いで考え方が変わり、成長していく様がすごくよく描けていると思います。映画を通して元気をもらえますし、幅広い年齢の方に楽しんでいただける作品になっていると思います」とアピール。

大泉は「恐ろしい外見をもつ死神ですが、コミカルなキャラクターなので、監督と試行錯誤しながら作り上げました」とコメント。宮迫は「この映画には社会風刺的なニュアンスが入っていると思います。世の中の悪いことは全て狸の仕業だと思えば腹も立たない。そう思うことで怒りを発散させるすべを9歳の息子にも覚えさせたい」と語った。

また平野は「こんな妖怪が身の回りにいたら楽しいだろうなと思うほど、とにかく登場するキャラクターがかわいい」、はるなは「劇場公開されたらおネエ仲間と一緒に見に行きたい！」とコメント。壇は「主人公の豆富小僧があまりにもかわいくて、スーパーに行って豆腐を見たら、豆富小僧を思い出してほしいと思うほど」とすっかり豆富小僧のファンになった様子だった。

また、ガールズバンド、SCANDALの新曲「ハルカ」が主題歌に決定！メンバーのHARUNAは「『ハルカ』は大切な人との別れ、そして旅立ちをテーマに、たくさんのことを経験して少しずつ成長していこうという前向きなメッセージを込めて作りました。主人公の豆富ちゃんがお母さんを探していろんな冒険をし、自分らしさを見つけていく素敵な映画になっているので、私たちの曲が少しでも映画を彩ることができたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

『豆富小僧』は4月29日より3D・2D同時公開される。