ソネクア・マーティン=グリーン『スタートレック』現場でハマったゲームは?
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米女優のソネクア・マーティン=グリーンが11日、海外ドラマ『スタートレック ディスカバリー シーズン2』の日本初放送を記念したオンラインファンイベントに共演するダグ・ジョーンズ、製作総指揮のミシェル・パラダイスと共にスペシャルゲストとして登場。日本のファンに作品への思いや撮影エピソードを語った。
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ソネクア・マーティン=グリーン&ダグ・ジョーンズ、現場のマル秘エピソード語る
55周年を迎えた『スタートレック』シリーズの12年ぶり6作目となる本作。女性主人公マイケル・バーナム役のソネクアは、歴史あるSF作品にメインキャストとして出演することが決まった時を振り返って「私にとってあまりに大きな出来事でビックリしました。嬉しすぎて歌っちゃいました」と喜びをあらわに。
USSディスカバリーの中佐として活躍するマイケルについてソネクアは「色んなインスピレーションを受ける。非常にインパクトがあり、世界中に色んな影響を与えている。このシリーズは多様性があり、団結力や犠牲の心、英雄的な行為が描かれている。マイケルは(精神的に)強い一方、もろいところもある。間違って失敗することもあるけど常に立ち上がり、栄光の道をたどる。そういう意識がある」と解説した。
マイケルはまた、両親をクリンゴン人に殺害され、バルカン人に育てられた地球人。様々な場面で論理と直感、どちらで行動するか選択を迫られる場面が少なくない。自身は論理と直感のどちらを優先して行動するか問われて、ソネクアは「この質問初めて受けました。とても好きだわ!」と満面の笑みを浮かべ、「論理より感情で動くことが多い。甘く見て6対4くらいですかね」と白い歯をこぼした。
シーズン2の第6話「雷鳴」でメインとして活躍したサルーを演じるダグは「サルーに共感できる部分がたくさんある。サルーは恐怖や不安を感じる人物だけど、ヴァハライ(リスク神経を失う生理的変化)を乗り越えて成長する。僕自身、不安や恐怖をよく感じる人間。僕もヴァハライ的なものを経験して前に進めたらどれだけいいだろうか」とうらやましそうに話した。
マイケルとサルーの関係について「実生活ではソネクアととても仲良しで兄弟みたいな関係。作中で怒り心頭したり競い合ったりする部分が大変で、心が痛んだ。(ストーリーを重ねるごとに)だんだん信頼し合っていくのはすごく楽でした」とほほ笑んだ。
撮影中のエピソードを尋ねられてソネクアは「この現場の皆はすごく仲がいい。特にダグと私は仲良し。よく色んなゲームを現場でやっていて、あるときは、見えない透明のダーツをお互いに投げ合って相手をやっつけるゲームをしていた。それが広まって、一時期皆ハマっていた」と明かした。
ダグは「現場の皆は音楽も好き。よく歌い出す。私たちのお気に入りの監督の1人はジョナサン・フレイクス(『新スタートレック』シリーズでウィリアム・T・ライカー役を演じた)。彼はミュージカルが大好きで、色んなミュージカルの歌を突然歌い出す。皆一緒に歌いたいけど、ほとんど無名の誰も知らない曲を歌うので、残念ながら誰も歌えない。彼は1人で歌い続けることがよくある」と話した。
日本のファンと語り合った3人は、最後に「長寿と繁栄を」の言葉に合わせてバルカン式の挨拶を行い、ファンに別れを告げた。
『スタートレック ディスカバリー シーズン2』は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー! ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメ」にて毎週木曜22時より放送中。
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