林遣都と小松菜奈がW主演を務める新作映画『恋する寄生虫』の公開日が11月12日に決定した。合わせて新たな場面写真が解禁された。
林遣都&小松菜奈、初共演でW主演! 難易度高い演技にチャレンジ
本作は、三秋縋(みあき・すがる)のベストセラー小説を原案にした青春ラブストーリー。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾(林)と、寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松)の儚い恋模様を描く。
2人の運命の出会いに深く関係する重要な役として、味のある演技が魅力の井浦新と石橋凌のベテラン俳優が脇を固める。監督を務めたのは、CMやミュージックビデオを中心に多岐にわたり活躍を広げ、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』のタイトルバック映像も手がける柿本ケンサク。脚本は『眉山―びざん―』(07年)、『トワイライトささらさや』(14年)の山室有紀子。
解禁された場面写真では、ヘッドフォンを身に着け、世界を遮断して歩く佐薙の姿や、そんな佐薙と“社会に適応するためのリハビリ”と称したデートをする高坂、夕日を背に自転車に2人乗りするロマンチックな姿…など主人公2人の距離が少しずつ近づいていく様子が捉えられている。人と接することを恐れて生きてきた高坂と佐薙は、出会った日からまるで運命のように惹かれ合っていくが、それは恋に寄生する虫の仕業なのか、はたまた純愛なのか…? 他者を拒絶しながらも臆病に惹かれ合っていく高坂と佐薙というキャラクターの魅力が生き生きと映し出され、屈託のない2人の笑顔の裏に隠された真実が気になる写真の数々だ。
林と小松は、同じ事務所の先輩と後輩であるが、共演は本作が初めて。“虫を通じて恋に落ちる”というフェイクとリアルが混在するラブストーリーを実写化するにあたり、難易度の高い芝居が求められた2人だったが、撮影中にも何度もディスカッションを重ね、互いに支え合いながら演技プランを作り上げていったという。
『恋する寄生虫』は11月12日より全国公開。
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