ラジー賞で栄えある「使い方を間違えた3D映画賞」に選ばれたのはこの最低映画!
毎年アカデミー賞授賞式の前夜に、前年のワースト映画を表彰するラジー賞こと第31回ゴールデンラズベリー賞が2月26日に発表され、最多となる9個のノミネートを受けたM・ナイト・シャマラン監督の『エアベンダー』が最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、使い方を間違えた3D映画賞の5冠を達成した。使い方を間違えた3D映画賞は3D映画の台頭を受けて今年新設の賞。
・[動画]『エアベンダー』 ジャパンプレミア/M.ナイト・シャマラン監督、長友佑都ほか
・『エアベンダー』作品紹介
次いで3部門を受賞した『セックス・アンド・ザ・シティ2』も7部門でノミネートされていた強豪。メインキャストのサラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソンが最低女優賞、キャスト全員が最低カップル/アンサンブル賞に輝いたほか、最低リメイク・続編・前編・映画賞を受賞。
ほかには最低男優賞をアシュトン・カッチャー(『キス&キル』『バレンタインデー』)、助演女優賞をジェシカ・アルバ(『キラー・インサイド・ミー』『Little Fockers(原題)』『マチェーテ』『バレンタインデー』)、助演男優賞をジャクソン・ラスボーン(『エアベンダー』『エクリプス/トワイライト・サーガ』)が受賞した。
ラジー賞は映画のパブリシスト、ジョン・ウィルソンによって創設され、ゴールデンラズベリー賞財団の会員による投票と会費25ドルを支払った一般投票により選ばれる。
昨年は『ウルトラI LOVE YOU!』で最低女優賞を受賞したサンドラ・ブロックが授賞式に出席し、喝采を浴びたが、今年は彼女のような勇気ある受賞者が1人も現われなかったのは何とも残念だ。
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