ムビコレに、独立系映画の悲哀を感じさせるニュース原稿を寄稿してくれた太田隆文監督。彼が4年もの歳月をかけて作り上げた『青い青い空』が、今年4月8日〜4月17日までロサンゼルスで開催される「Japan Film Festival」で上映されることがわかった。
・太田監督が寄稿─本当はこちらが最初なのに…パクリ疑惑の濡れ衣を着せられた青春映画の悲哀─
・[動画]『青い青い空』予告編
同映画祭は、前年度に話題となった日本映画を10本程度上映する映画祭。昨年は『パコと魔法の絵本』『サイドウェイズ』『ヤッターマン』などの作品が上映された。
太田監督は、ジョージ・ルーカスやロバート・ゼメキス監督らの出身校として知られる南カルフォルニア大学・映画科で学んだだけに、今回の上映決定について「僕にとってロスは大学時代を過ごした場所。その街で『青い青い空』が上映されることを嬉しく思っています。また、多くのアメリカ人がどんな反応を示すのか、とても楽しみ。今回は外国人の視点でも見れるように作ってあるので、興味津々です」とコメントしている。ただし、旅費が出るわけでもないため、現地に行けるかどうかは未定だそうだ。こんなところにも独立系映画の悲哀が感じられる。
『青い青い空』は、昨年10月に浜松で先行公開。3カ月を超えるロングラン上映となり、2万人の観客を動員した地方発のヒット映画。東京では3月5日よりお台場シネマメディアージュにて公開となる。
また当初、1日1回のみの上映予定だったものが、1日2回に変更となった。上映スケジュールは以下の通り。
3月5日(土) 10:20〜/14:20〜
3月6日(日) 10:20〜/14:20〜
3月7日(月) 〜3月11日(金)10:20〜/20:20〜
※3月12日以降のスケジュールは追って発表となる。
なお、初日と2日目の1回目(10:20上映回)上映後にはキャストと監督が登壇する舞台挨拶も行われる。ただし、監督のブログによると、現在、ガス代を3カ月払っておらずガスが停止中。暖房も使えず、温かいコーヒーも飲めない状態のよう。監督が元気な姿で舞台挨拶に登壇できるかは体力次第となりそうだ。
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