実話をもとに、若者の夢を応援した男性と高校生たちの交流を描いた感動作『天国からのエール』の主題歌が、ガールズバンド「ステレオポニー」の「ありがとう」に決定したと、配給元のアスミック・エースが発表した。
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映画の舞台となるのは沖縄県本部町にある無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」。現地で弁当屋を営んでいた仲宗根陽(なかそね・ひかる)さんが、若者たちの夢を後押しするために借金してまで作った音楽スタジオだ。ステレオポニーはこのあじさい村から生まれたバンドで、残念ながら仲宗根さんは、彼女たちがデビューして間もない2009年11月に腎臓がんで死去。今回の映画化に際し、仲宗根さんと最も関わりの深いアーティストとしてステレオポニーが抜擢されたという。
今回の大役についてステレオポニーは「私たちの人生を変えてくれ、音楽という夢を与えてくれたのがニイニイ(仲宗根さん)です。この映画を見て、ニイニイに対する感謝の気持ちが、また涙となってあふれました。(主題歌では)私たちが本当にニイニイに伝えたかったことをそのまま曲にしました。ちゃんと言葉にできたのか私たちにもまだ分からないけど、それでもこの曲をニイニイが空の上で聞いてくれて、きっと笑っているんじゃないかなって信じています」とコメントを寄せた。
本作は、3月27日に第3回沖縄国際映画祭で上映され、主演の阿部寛と熊澤誓人監督がレッドカーペットと舞台挨拶に登場。阿部は「今も本部町であじさい音楽村は活動しています。仲宗根さんはお亡くなりになってしまったけれど、何も変わらず続いている。『人のために何ができるのか』『夢をあきらめるな』──そんな、仲宗根さんが普段から仰っていたことを、みなさんが少しでも感じて持って帰ってくれれば」と語っていた。
阿部はまた東日本大震災についても触れ「被災地のみな様のために何かできることを精一杯やれればと思っています。そして、この映画のタイトルにもある『エール』を送れることを嬉しく思っています」とコメント。被災地への募金も呼びかけていた。
『天国からのエール』は、10月に全国公開される。
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