AKB48のユニット「フレンチ・キス」が義援金、被災者に笑顔を届けたい！

2011.04.01

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AKB48の人気ユニット「フレンチ・キス」が5月11日に3rdシングル「カッコ悪い I love you!」を発売。その収録曲の1つである「君なら大丈夫」の着うた配信収益の一部を、東北太平洋沖地震の義援金として日本赤十字社に寄付することが発表された。

・フレンチキス2ndシングル「If」発売記念イベント
・［動画］フレンチキス2ndシングル「If」発売記念イベント

今回の震災を受け、フレンチ・キスのメンバーは「アイドルとして自分たちに何ができるのか？」を模索し、AKB48として義援金を集めたり、チャリティライブを実施するなどの活動を行ってきた。今回は、フレンチ・キスとして何ができるかを考え抜いた末、「歌」で「笑顔」や「勇気」を伝えたいという思いにたどり着き、3rdシングルに、メンバーの思いを込めた「君なら大丈夫」をカップリング曲として収録することにしたという。

秋元康が作詞したこの曲の歌詞には、優しくも力強いメッセージが込められており、前を向いて進める楽曲になっている。また、メンバーの希望で今回の義援金も実現。

震災が起こったとき、日本にいなかったという柏木は「帰国してニュースを見て現実を目の当たりにし、すぐには信じられませんでした。最初はただただ心配することしかできず、もどかしさや自分の無力感を感じましたが、ファンのみなさまから貰ったブログへのコメントなどを見るうちに、自分にできることはなんだろうと、少しずつ考え始めました」と明かし、「（ブログに）ただ笑顔の写真を載せるだけでも、被災者の方からも『元気が出ました』と言っていただけたりしたので、今は歌や笑顔を届けるというアイドルとして当たり前のことをしっかりやっていきたい」とコメント。

「君なら大丈夫」を通じて届けたい思いについては、「被災された方はもちろん、辛い思いをされている方みなさんに『大丈夫だよ』っていう気持ちを伝えたい。この曲を聴いて少しでも前向きな気持ちになれる様にパワーを送りたいなって思います」と話している。

高城は「離れていても、たくさんの方に歌で勇気を与えられたらいいなと思います！曲調も優しいメロディなので1人でも多くの方に聴いていただいて、元気を充電してもらえたらうれしいです」とコメント。倉持も「1人じゃなく、みんなで支えあってこれから続く未来を歩いていこうというメッセージを届けたいです」とコメントしている。