今、最も注目を集める若手実力派・吉高由里子が主演する『婚前特急』の公開記念舞台挨拶が4月2日にテアトル新宿で行われ、吉高と加瀬亮、浜野謙太、そして前田弘二監督が登壇した。
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1日より公開となり好調なスタートを切った本作。人生を効率よく楽しむべく5人の彼氏と付き合い、用途に応じて使い分けていたOLが、友人の結婚を機に「本当の相手」を探そうと決心。5人の査定を始めることから展開する物語だ。
この日は吉高の父親と祖母も来場。吉高は、本作の内容を聞いた祖母が「5人の男の人と!」と驚いていたと明かし、「(2人の男性との濡れ場がある)『蛇にピアス』って映画があったもんで、『今度は3人も増えとるやないか!』って。残念ながらそういう描写はなかったんで」と笑いながら、客席の祖母に「よかったねぇ、おばあちゃん」と語りかけていた。
主人公をとてもノビノビと演じているように見える吉高だが、現場は違ったという。吉高は「監督のしごきもすごくて、くじけそうになったときにも、なぐさめるってことは一切なかった」と断言。撮影中に泣きべそをかいてしまったこともあったという吉高は、一番からみの多かった浜野を見ながら「相方なので助け船を出してくれると思っていたら、サ〜ッとセットから出て行っちゃって……」と恨み節。
それを聞いた浜野は、「吉高由里子って、主演ってこと以上にすごい雰囲気をもっているので現場を支配するんですよ。それに飲み込まれたら(役が)成立しなくなっちゃうなって、ウォークマン聞いて」と、逃げた理由をあわてて説明。数秒後、「本当はウォークマンじゃなくてiPodなんですけど」と律儀に訂正し、観客の笑いを誘っていた。ちなみにそのとき聞いていたのはEGO-WRAPPIN’とのこと。
一方、加瀬は、ノラリクラリとしたバツイチ男という役柄との共通点について聞かれ「近いと思います。吉高さんとの関係もそんな感じで、いつも吉高さんからバーッとしゃべりかけられるんですけど、話半分に聞いているというか……」と話していた。
また、本作が劇場映画デビュー作という前田監督は「去年までここでアルバイトをしていたのでとっても嬉しい」とコメント。8年間続けていたそうで「ずっとこの劇場で(舞台挨拶を)やりたいと思っていたので嬉しい」と照れくさそうな笑顔を浮かべていた。
最後の挨拶で吉高は「2年前、加瀬さんと一緒に仕事をしたとき、『笑ってしまうから視界に入らないでくれ』と言われておりましたが、2年経った今、ようやく(視界に)入ることができました」と話し、加瀬を苦笑させていた。また「監督もすごく大事に温めて作った映画が、ようやく昨日からみなさんの方に行ったわけです。こういう時期だからこそ、箸休め的な存在でいいので、ホッコリ笑える存在でいたい」と話し、フラッと見に来てほしいと呼びかけていた。
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