人気コミックをアニメ化した『名探偵コナン』シリーズ。その劇場版とテレビ版の15周年を記念したプレミア試写会が4月9日にニッショーホールで行われ、溝端淳平と忽那汐里、コナン、そしてアニメでコナンの声をつとめる声優の高山みなみが登壇した。
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溝端は、本シリーズの実写版ドラマ第3弾『名探偵コナン ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状〜怪鳥伝説の謎〜』で主人公・工藤新一役に。忽那は新一の幼なじみ・毛利蘭に扮している。
溝端と忽那は少々緊張気味で、忽那は「こんなに大勢のコナン・ファンを前にして圧倒され、恐い気持ちもちょっとあります」と挨拶。また、工藤新一役を演じた感想を聞かれた溝端は「『コナン』が本当に好きで、コナンを見て育ってきたコナン・ジェネレーションなので、僕のなかでは(コナンは)歴史上の人物くらい偉大でした。最初にオファーをいただいたときはすっごいプレッシャーもありつつ、でも『こんなチャンス、二度とない!』という喜びもあった」と話していた。
そんな溝端だけに高山は憧れの存在だったようで、司会から「楽屋で『おぉ、スゲー!』って仰ってましたよね」と突っ込まれると、溝端は「隣でコナンの生声!みたいな感じでした」と話していた。
劇場版アニメ最新作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』も間もなく公開となるが、その感想を聞かれた溝端は「スケールが大きくて、絶対、実写にはできないなって思った」と興奮気味。また、コナンの優秀さにも触れ「こんなに格好良くって、かわいくて、頭も良くて、全部兼ね備えているコナンってズルい」と絶賛すると、隣にいたコナンが頭をかきながら「照れちゃう」と一言。それを見た溝端は「かわいい!」とまたまた感激。司会から「ファンの目になってますね」とからかわれていた。
その後、工藤新一(溝端)、毛利蘭(忽那)、コナンの、実際には一緒に存在し得ない3人による公開アフレコを実施。実は溝端と忽那はアフレコがあったために緊張気味だったようで、溝端は「なぜ緊張しているか分かったでしょ? あんまり経験がないので」と説明。忽那も「私、アフレコは初めてなんですよ」と話すも、劇場版最新作の1シーンのアフレコを見事にこなしていた。
また、映画については、「ものすごく恐くてスリリングでした」と感想を述べた忽那。高山は、アフレコ時に、あまりにスリリングな物語に興奮してしまい、台本がヨレヨレになるほど手汗をかいたそうで、「運動してるみたいに力が入ってしまい、帰ってから湿布を貼りました」と明かす一方、「15周年記念ということで力を込めて(作り)、良い作品に仕上がったと思います」と自信をのぞかせていた。
映画『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』は4月16日より公開。ドラマ『名探偵コナン ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状〜怪鳥伝説の謎〜』はその前夜、4月15日の19時から放映される。
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