高校進学を機に恋愛デビューしたいと願う女子高生の奮闘を描いたラブコメディ『高校デビュー』。この映画のヒットを記念し、4月9日に横浜ブルク13で、キャストの菅田将暉と英勉監督が舞台挨拶を行った。
・溝端淳平、大野いと、菅田将暉らが『高校デビュー』舞台挨拶
・［動画］『高校デビュー』予告編
劇中で、究極の癒し系森ボーイを演じた菅田は「友人からの反響も大きくて、80歳になる僕のおばあちゃんも見に行って、『めっちゃ泣いたわ〜』と言ってくれました」と、評判の高さを喜んでいた。
菅田は、ヒロインを演じた映画初出演の大野いととのエピソードも披露。「最初、いとちゃんが、（主演の）溝端（淳平）君が格好良すぎて『目が見られない』と言っていて、僕と仲良くしていたんですが、溝端君がそれを『嫌われてる』と誤解したことがあったんです。年下の共演者のいる現場は未経験だったので、初めて補佐役というものになりました」と、年下の新人女優をサポートしたことを明かした。
また菅田が「クランクインからずっと、僕のシーンのときによく雨が降ってたんで、雨男疑惑をかけられてたんです」と振り返ると、監督は「菅田君は、大野いとちゃんにも優しくしていて、（劇中で演じた）史也役もとても良かったんですが、雨男疑惑のときは本当にもう帰そうかと思いました（笑）」と告白。だが菅田は、雨で撮影がなくなったときに溝端とラーメンや焼き肉を食べに行って語り合ったりプリクラを撮ったりして、結果的にコミュニケーションを深めることができたと、その思わぬ効果について話していた。
映画について監督は「『いっちょ、やったるか！』とか、『恋したるか！』と思える映画はほかにあまりないと思うので、これを見てハッピーになってもらえたら」と、見どころをアピール。2度、3度と見て欲しいと訴えていた。
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