宮根誠司が『名探偵コナン』舞台挨拶中の地震に冷静な対応、観客の動揺静める

2011.04.17

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コナンのキメポーズで。左から毛利蘭、山崎和佳奈、宮根誠司、コナン、高山みなみ、小山力也、毛利小五郎

劇場版スタートから今年で15周年を迎えた名探偵コナン・シリーズ。その最新作『名探偵コナン沈黙の15分（クォーター）』が4月16日に公開となり、着ぐるみのコナンたちとレギュラー声優陣の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也が登壇。初日舞台挨拶を行った。

・宮根誠司が『名探偵コナン』でゲスト声優に！

この日はゲスト声優をつとめたキャスターの宮根誠司も登場。大阪から着いたばかりという宮根は「『え、もう15周年なの!?』という気持ち。毎回ドキドキさせられるけど、今回は特にアクションがスゴイ！特にドキドキしました」と大絶賛していた。

実はコナンの大ファンという宮根。司会から作品に初参加した感想を聞かれると「“紅白”みたいなもんなので、『やっと紅白の舞台に立てた！』という初出場の歌手みたいな気持ち。幸せでした」と満面の笑み。

だが、アフレコでは苦労したようで、宮根は、「記者会見で質問する役なんですけど、アニメで声優をやるってメチャクチャ難しい。一言、声を出すだけでどんだけ緊張したか……」とため息混じりに振り返り、「声優さんってすごい」とポツリ。作品がまだできあがっていず、下描きの絵を見ながら声を吹き込んでいく声優陣を見て「みなさん、すごいんですよ。よく口を合わせられる」と感嘆すると、高山は「科学の力で（笑）」と説明していた。

さらに、作品の魅力について語った宮根。「鮮度を失わないのがすごい」と絶賛していた途中で、震度4の余震が発生。場内では携帯の地震警報があちこちで鳴り、観客たちも動揺していたが、宮根はすかさず「大丈夫ですよ〜。何かあったら係の人の指示に従ってくださいね」と冷静に対応。高山や小山もも「地面、落ち着け〜」と、子どもたちを和ませようとしていたが、やはり泣き出してしまった子もおり、高山は舞台上から「大丈夫だよ、コナンがついてるから」と笑いかけてあやしていた。

本作でも、危機に次ぐ危機をかいくぐったコナン。宮根は「コナンの勇気に感動した！」と言ってから、「コナン君のような大人になりたい」と語り笑いを誘っていた。