007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
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自らすすんで日本語で「ありがとうございました」

前作『007 スペクター』から実に6年ぶりでダニエル・クレイグ主演としては最後となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、10月1日より公開中だ。公開にあわせ、ダニエルが日本のファンに向けたメッセージ動画を寄せた。

このたび公開された映像でダニエルは、本作品が、15年間演じてきたジェームズ・ボンド役の集大成であり、キャスト・スタッフと共に総力を結集したことをアピールしている。

「僕は15年間、ジェームズ・ボンド役を演じてきました。これでお別れです。全力で挑んだこの作品は、まさに集大成です。日本の皆様に愛を込めて。ありがとう」

と述べた後、最後には日本語で、「ありがとうございました」と繰り返した。

なお、先日も日英をオンラインでつなぐバーチャルイベントが盛大に開催された。

そこでもダニエルは15年を振り返り、「数え切れない程いろんなことがあったけど、十分やり切ったよ」と、正直な気持ちを吐露。この15年間で得たものは、最高のキャストと最高のスタッフと仕事ができたこととだと語った。

本作品の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガも「『007/カジノ・ロワイヤル』から5作品を通じて紡がれてきた物語がついに完結する。ダニエルボンドの卒業作品を監督できたことは、とても光栄なことだった」とダニエルに対し感謝と称賛の気持ちを表し、本作が名実ともに集大成にふさわしい作品だということを力説した。

イベント中は、多くの日本のファンからの声援に「ありがとう」と日本語で応えるキャストの姿が印象的だった。今回のコメント映像でもダニエルは自ら日本語を選び、ファンに向けて「ありがとうございました」と語り、日本のファンに向けた愛を伝えている。

・[動画]このたび公開されたメッセージ動画はコチラ!

ダニエル版ボンドの集大成!

本作品は、00(ダブルオー)エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていたボンドが、CIAの旧友フィリックスの求めに応じて誘拐された科学者を救出する物語。シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(06年)から最新作に至る5作においてジェームズ・ボンドを演じたダニエルにとって最後の『007』作品となる。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

最凶の悪役サフィンを演じるマレックのほか、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、レイフ・ファインズらが出演する。

監督は、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(15年)、TVシリーズ『トゥルー・ディテクティブ』のキャリー・ジョージ・フクナガ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

主題歌は、ビリー・アイリッシュ『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、グラミー賞最優秀映像作品楽曲賞を受賞した。

・その他の場面写真はコチラ!

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、全国で公開中。

INTERVIEW