ジョニー・デップが中田英寿と共に『パイレーツ〜』会見で日本にエール！

2011.05.07

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『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命（いのち）の泉』の日本メディア向け記者会見が、5月4日にロサンゼルスで行われ、主演のジョニー・デップが出席した。

・［動画］『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉』予告編

1つの国のためだけに記者会見をすることは異例中の異例。デップは東日本大震災に触れ、「日本語で会見できなくてごめんなさい」と詫びつつ、「日本は大変なときですが、我々『パイレーツ』スタッフもできる限りのことをして、日本の復興にお役に立てればと思います」と挨拶した。

永遠の命をもたらす伝説の泉をめぐり、海賊のキャプテン・ジャック・スパロウが新たな冒険を繰り広げる今作。新たなジャック・スパロウを演じるにあたり工夫したことについての質問には、「新しいストーリーのなかで、ジャックが新しい経験をし、今後どのようになっていくのかというところを一番考えたよ。フレッシュな印象を与えたいと思った」と回答。

さらに「ジャック・スパロウというキャラクターは、僕の子どもと一緒に育ってきたようなもの。上の娘が3歳、下の息子が6ヵ月のときに第1作目（『パイレーツ・オブ・カリビアン／呪われた海賊たち』を撮影したんだけど、今はもう12歳と9歳になったんだ。今回の新作の撮影中は、ハワイ、ロス、ロンドンと子どもたちがずっと一緒だった。2人ともジャックが大好きだから、今後も続けていきたいと思っている」と語った。

また「永遠の命を手に入れられる“命の泉”を実際に飲めたら？」という質問には「千年も生きれば、さすがに飽きると思うよ。年を重ねることで経験を積んでユーモアのセンスが生まれたり、物事が分かってくるんだ。人生は限りがあるから素晴らしいんだ」と話していた。

この日は7日に行われるワールドプレミアにも招待されている元サッカー日本代表の中田英寿も参加。中田は、会場に飾られていた日本を勇気づけるための横断幕に日本のファンへのメッセージを書き込むことを提案。デップは「心からの敬意をこめて、みなさんを応援しています」と書き込み、中田は「さらなる発展をとげる　その日まで!!」と書き込んだ。

最後にデップは「横断幕は、私たちとしばらく旅をして、海を渡ってロンドンやロシアへ行きます。そして、世界規模で日本を支援したいと思います。日本のみなさんは強い文化と強い心を持った人々だと思うので、復興できると信じています」と日本へのエールを送ってくれた。

『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命（いのち）の泉』は5月20日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される