何度殺されても甦る美少女・富江をモチーフに、これまで7回に渡って映画化されてきた『富江』シリーズ。その8作目となる『富江 アンリミテッド』が5月14日に封切られ、新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に、キャストの荒井萌、仲村みう、多田愛佳(AKB48)と、井口昇監督が登壇した。
・[動画]『富江 アンリミテッド』完成披露舞台挨拶
・『富江 アンリミテッド』完成披露舞台挨拶
主人公の月子役を演じた荒井は「怖がりなので、叫んでるシーンがたくさんあるのですが、半分くらいは本当の叫びです」とコメント。月子の姉でタイトルロールの富江役に扮した仲村は、左目の下にホクロがあるのだが、富江にも同じ箇所にホクロがあることを知らなかったそうで、「井口監督に初めて会ったときに、(左目下の)ホクロに異常に食いつかれてホクロフェチなのかと思いました」と話し、笑いを誘っていた。
月子の友人・佳恵役に扮した多田は「ホラー映画ですけど、現場はすごく楽しかったです。怖がりの萌ちゃん以外は」と、荒井が超怖がり屋なことを暴露。井口監督も「現場では仲村さんの生首とかが転がっているので、荒井さんは終始ビクビクしていました」と荒井の怖がりなエピソードを語っていた。
本作は、14日に新宿バルト9と横浜ブルク13での舞台挨拶の後、14日中に名古屋、京都、翌15日には大阪、広島、博多と全国をキャラバン隊が回っていく予定だ。残念ながらキャストは横浜までだが、アメリカでも人気を博した『片腕マシンガンガール』などで注目を浴びる井口監督は、その後も名古屋まで同行。京都から先はスタッフのみで回る予定になっている。
それを聞いた多田は「私、地方とかを回るのが好きなので一緒に行きたかったです。富江の2人目にもなりたかったし。髪の毛が長いので、ホクロだけ描けばなれるかなって」と、早くも『富江』次回作での主役の座を狙っているようだ。
なお、キャラバン隊は『富江』のラッピングを施したロールスロイスで全国を回り、随時、Ustream中継をしていくという。
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