蒼井そらが監督らと一緒に「ワン、ツー、スリー☆ポイント！」と気勢

2011.05.16

「ワン、ツー、スリー☆ポイント！」と気勢を上げる蒼井そら（右）と山本政志監督（左）

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写真左から建行、村上淳、渡辺大知、市鏡赫、山本政志監督、チャチャ、蒼井そら、SEVEN、小田敬

鬼才・山本政志監督がメガホンを取り、京都・沖縄・東京の3つの街を舞台に、枠からはみ出したボーダーレスな人間たちを描いた『スリー☆ポイント』。この映画が5月14日に渋谷ユーロスペースでレイトショー公開となり、山本監督とキャストの蒼井そら、村上淳、渡辺大知らが初日舞台挨拶を行った。

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山本監督は「今日は緊張と興奮で顔が真っ赤になってしまいました。この『スリー☆ポイント』は1年くらい前に急に思いついて、急に始めた映画。自分としてはかなり自由にやれて、非常に面白い経験をしました。こうやって東京で上映できるということで、もう嬉しくて、本当にありがとうございます」と挨拶。

『東京編』で沙紀役を演じた蒼井は「こんなに人が入るんだって思うくらい人がいっぱいいて、いきなり緊張しました。すごく不思議な役をやっているので、頭が混乱するかと思いますが、楽しく見ていただきたいと思います」とコメント。『色即ぜねれいしょん』で主役に抜擢され一躍脚光を浴び、本作では蒼井同様『東京編』に出演している「黒猫チェルシー」の渡辺は、「今回の作品は山本さんの初期衝動みたいなのがバンバン出ている映画。楽しんでいってください」と話していた。

一方、「すみません、役名忘れました」と、のっけからボケた挨拶を始めたのが、『東京編』で井賀役を演じた村上。立ち見も出る超満席状態で、こわもての観客も目立つ客席を見渡し、「こういうのを待ってました。お客さんの席にワルそうなのもいれば、映画が好きって人もいる。老若男女がいるという、山本政志の力だと思います」と語っていた。

最後に観客へのメッセージを求められた山本監督は「いやまあ、適当に見てください。面白いんで、本当に」と自信満々にコメントすると、さらに「面白かったらアチコチで言いふらして。面白くなかったら面白くないと言いふらして。とにかくアチコチで『スリー☆ポイント』『スリー☆ポイント』と言ってください」と映画をアピール。

続けて司会から「いつもの必殺技を」と勧められると、「すごいベタですけど、ワン、ツー、スリー☆ポイント！ということで、“スリー☆ポイント”の部分をみなさんに言ってもらって」と監督自ら解説。司会からの提案で1度練習するも、今ひとつ盛り上がらないのを目の当たりにすると、すかさず「みんなバカらしくてやってられないと思うだろうけど、声を出してやってみると結構スカッとする」とフォロー。最後は蒼井と一緒に音頭を取り、客席と一体となって「ワン、ツー、スリー☆ポイント！」と気勢を上げていた。

なお、同作では5月27日に蒼井そら、28日に映画監督の横浜聡子と松江哲明、6月7日には村上淳、渡辺大地（黒猫チェルシー）をゲストに迎えたトークショーも開催。ほかのイベントも随時開催予定。詳しくは『スリー☆ポイント』公式サイト
（http://www.three-points.com/）をご覧ください。