木村拓哉、超大型国際ドラマのイタリアロケ終え「まだまだ経験することがたくさんある」
木村拓哉、超大型海洋ドラマで海洋問題に取り組む慈善家に
木村拓哉の出演が話題の、エミー賞受賞クリエイティブ・ディレクターのフランク・ドルジャー(ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』)が製作総指揮を務める超大型国際ドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』(2022年世界同時配信予定)。3月から撮影を開始し、主要な舞台となるイタリアとベルギーでの撮影を終えたことがわかった。
・木村拓哉にイタリアからラブコール! 威厳と知性を兼ね備えた“ミフネ”を表現
木村が演じるのは、日本人の慈善家で海洋問題に取り組む“ミフネ財団”の創設者アイト・ミフネ。海外ドラマ初出演となった木村はイタリアでの撮影に参加し、8月4日には自身のInstagramで「撮影しておりまぁ〜す‼︎ 未だ未だ経験する事が沢山あるんだなぁ〜って。そして、そんな思いを経験出来る事に感謝です!」と綴たほか、8月21日にはクランクアップを報告していた。
そのほかにも世界中から選りすぐりのキャストを揃える。
海流を観測する海洋生物学の博士課程の学生を演じるのは、レオニー・ベネシュ。彼女の指導教官にバルバラ・ スコヴァ。海底開拓を調査している高名なシグル・ヨハンソン博士にはアレクサンダー・カリム。ヨハンソンの元恋人で、彼に調査を依頼したノルウェーの石油会社社員をクリスタ・コソネンが演じる。
フランスでは、バクテリアによる海洋汚染と闘う分子生物学者にセシル・ドゥ・フランス、クジラの 狂暴化の謎を究明しようする若きカナダ人のクジラ学者にジョシュア・オジック。
さらに、インターナショナルな研究者チームの顔ぶれには、データ分析官のアリシア・デラウェア役にロザベル・ラウレンティ・セラーズ、天体物理学者のサマンサ・クロウ役にシャロン・ダンカン=ブルースター、博士課程の学生アミール役にエイディン・ジャラリ、研究船の船長アルバン役にオリヴァー・マスッチ、研究船の潜水ロボット工学専門家ロスコビッツ役にクラース・ハウファー=ウムラウフが扮する。
今回、こうしたキャスト陣の公式写真とともに、メイキング写真も公開。キャストもセットも規格外であることをうかがわせる。
ベストセラー小説を映画化。環境問題描くSFサスペンス大作
本作品は、ドイツ国内だけで450万部のヒットを記録したフランク・シェッツィングの世界的ベストセラー小説「THE SWARM」の映画化。映像化不可能と思われた壮大な世界観を、国際色溢れる最高のスタッフ&キャストに最新の技術を導入して描く、世界最大級の海洋SFサスペンス大作だ。
フランクは本作のエグゼクティブ・プロデューサーも務めており、「僕にとって重要だったのは、単に映像化することではなく、現代化することでした。すなわち、起こりうる未来を描き、若い世代の人生や恐怖、希望をストーリーの中心に据えることです」とコメント。自ら本作のために脚色を加えている。
同じくエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねるマーク・ハッファムは、「環境破壊と保全という現実社会の差し迫った課題に即した本作のテーマに惹かれてすぐに参加を決めました」と言う。
監督は、バーバラ・イーダーと、ルーク・ワトソン。脚本はスティーヴン・ラリーとマリッサ・レストラード。
国境を越えて才能溢れるクリエイターが結集して取り組む一大プロジェクトにおいて、木村がどんな個性を放っているのか、注目される。
『THE SWARM(ザ・スウォーム)』(全8話)は、Huluで2022年に独占配信予定だ。
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