犬との絆描く映画で戸田恵梨香、相棒の犬に翻弄される!?

2011.06.03

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前列左から市原隼人、戸田恵梨香。後列左から阿部進之介、時任三郎、村上淳、カンニング竹山

凶悪犯罪やテロに、地震や台風といった自然災害。そうした現場で活躍する警備犬とハンドラー（警備犬と行動を共にする警察官）との絆を描いた『DOG×POLICE 純白の絆』。この映画のクランクアップ報告会見が6月2日に東宝スタジオで開かれ、市原隼人、戸田恵梨香、村上淳、阿部進之介、カンニング竹山、時任三郎、七高剛監督、小森陽一（原案）が登壇した。

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主人公の早川勇作を演じた市原は「本当に終わるのかなって思うくらい、この映画の撮影は大変だった。犬との絆や厳しい縦社会のなかで、自分の気持ちを形にしようと葛藤する姿が熱く描かれている。見ていただいた方に『もっと頑張れるかも』と思っていただけるような作品に仕上がっていると思う」とコメント。

時任は「この映画の打ち上げをやっていないので、こうしてみんなが衣装を着て集まると、また撮影が始まるのかと思ってしまう」と話すと、打ち上げをやらなかった理由について「打ち上げをやったつもりで、そのお金を震災にまわそうという話になった」と明かしていた。

一方、警備犬チームのエースでクールなハンドラー水野夏希役を演じた戸田は、相棒となった40キロもある犬のブランドに「引きずられた」エピソードを披露。司会が心配そうに「ケガしませんでしたか？」と尋ねると、「ケガは1つもなかったが、誰か心配してくれるかなと思ったら、みんな笑ってました」と明かしていた。

さらに物語に絡め、撮影中に敵はいなかったかとの質問に戸田は「敵ではないが、ブランドが飼い主の鈴木さんをずっと探していて」と、またもブランドネタ。「鈴木さんを一生懸命追いかけているので、まったく私のことを見てくれず、『座れ』と言っても『待て』と言っても、何も言うことを聞いてくれない。やっと座ったと思ったら、私の足の上に手を置いていたり」と、すっかりブランドに翻弄された様子だった。

また時任は「犬の名前に“芸名”と“本名”があったため、すごく混乱していた」と現場での苦労を指摘。阿部が「僕の相棒の犬は役名バルトですけど本名はマック。村上さんの相棒の犬は役名マックで本名カトリーヌ。だから、マックを呼んで来てって言ったら、わけわかんなくなっちゃう」と現場の混乱ぶりを解説していた。

『DOG×POLICE 純白の絆』は10月1日より全国東宝系にて公開となる。