日本と中国の映像交流事業「日本映画、テレビ週間」「日本アニメ・フェスティバル」が開催され、6月8日に北京で開かれた開幕式典に、麻生太郎元首相、温家宝首相らと共に、同イベントで上映される『最後の忠臣蔵』主演の桜庭ななみも出席した。
これは、昨年、温家宝首相が日中首脳会談で提案し実現した国際的事業で、式典には山田洋次監督、松坂慶子、『春との旅』の小林政広監督、仲代達矢、徳永えりらも出席。着物姿の桜庭は堂々とした様子で、「ニイハオ。桜庭ななみです。日本と中国が、これから一緒に映画を作っていくなど、仲良くしていけることをとても楽しみにしています。私も女優として、もっともっと勉強をして、日本と中国の皆様に、笑顔や感動を伝えられる女優になるため、頑張りたいと思います。謝謝」と挨拶した。
『最後の忠臣蔵』公開時にはハリウッドでのプレミアにも出席し注目を集めた桜庭は、すっかり国際派女優としての貫禄もついた様子で、日本以外にも活躍の場を広げていきたいと抱負を語り、中国でも高い関心を集めていた。
「日本映画、テレビ週間」「日本アニメ・フェスティバル」は6月8日〜13日まで北京で開催され、その後、上海で12日〜18日まで開催される。また、『最後の忠臣蔵』は6月15日よりブルーレイ&DVDリリースされるほか、オンデマンド配信もスタートする。
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