宇仁田ゆみ原作の同名人気コミックを実写化した『うさぎドロップ』。この映画の特別試写会が渋谷シネクイントで行われ、 キャストの松山ケンイチ、芦田愛菜、香里奈、佐藤瑠生亮(さとう・るいき)、SABU監督が舞台挨拶を行った。
・[動画]『うさぎドロップ』特別試写会舞台挨拶
・『うさぎドロップ』特別試写会舞台挨拶、その他の写真
本作は、独身で彼女もいない青年ダイキチ(松山ケンイチ)が、亡くなった祖父の隠し子・りん(芦田愛菜)を引き取ることになり、奮闘する姿を描いた心温まる作品だ。
松山との共演について芦田は「優しくて、休み時間も遊んでくれて、すごく楽しかったです」と笑顔でコメント。それを受け松山は「いつもなら、共演者とは本番中にしかコミュニケーションを取らないのですが、今回は2人の距離感が近い役なので、普段から一緒にいないとダメだと思い、愛菜ちゃんとずっと一緒にいて癒されていました」と芦田の魅力にメロメロの様子だった。
一方、佐藤は母親役の香里奈について「優しくてかわいくて大好きです!」とハキハキと答えて周囲を笑わせると、香里奈も「誕生日に腕時計をプレゼントしたら、今日もつけてくれていて」と嬉しそうに答えていた。
本作でメガホンを取ったSABU監督は、見どころの1つである、松山と香里奈のダンスシーンについて、「香里奈さんは踊れる方なので助かった。今までたくさんの作品に出演されてるが、今回の僕のが一番いいぞっていうくらいすごいです」と香里奈をベタ褒め。松山も「ダンスは初めてで緊張しました。普通エスコートするのは男なのに、背中を押してもらって(次に動く)方向を決めてもらった。何回すいませんと言ったか分からない」と、香里奈に感謝の言葉を述べていた。
最後に司会が「6月19日は父の日ですが、何か思い出はありますか?」と尋ねると、松山は「理想とする父親像は、自分の父親。とにかく明るい父親なので、自分もそうありたい」と回答。「父の日は何をプレゼントしますか?」と聞かれた芦田は「お父さんを驚かせたいので秘密です」と、人差し指で「内緒」というジェスチャーを交えて答え、観客を魅了していた。
『うさぎドロップ』は8月20日より渋谷シネクイントほかにて全国公開される。
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