支持率低迷のバイデン大統領については「前政権のダメージからの回復中」
ジョージ・クルーニーが、政治家になる意思はないことを明言、「それより快適な暮らしがしたい」と語った。
リベラルな政治観を持ち、民主党支持者として知られるクルーニーは、ジョー・バイデン大統領の長年の友人でもある。最新監督作『Tender Bar(原題)』の宣伝でイギリスBBC『アンドリュー・マー・ショー』に出演したクルーニーは、自身が政治家に転向する意思はないかと聞かれると、「ノー。なぜなら、快適な生活をしたいと思っているからです」と即座に否定した。
「今年60歳になって、妻と話し合ったんです。私たちは2人ともよく働いた。この時期をいわば青春時代と考えなければならない、と私は言いました。20年後に私は80になります。どれだけワークアウトをして何を食べるかなんて、関係なくなる。80歳なんだから。だから、これからの年月を最高の形で楽しみ、生きていくようにするべきだと言ったんです」
トランプ前大統領については「女性を追いかけ回しているだけの男」と一笑
アメリカではバイデン大統領の支持率が低迷しているが、「修復しなければならないことがたくさんあるんです。それには時間がかかるでしょう」と、ドナルド・トランプ前大統領政権によるダメージからの回復中だと語った。
トランプ氏は2024年の大統領選挙へ再出馬の意欲を見せているが、クルーニーは「可笑しいですね。だって彼はただ愚か者ですから。彼のことは大統領になる前から知っています。女の子を追いかけ回しているだけの男だったですよ。外に出れば、『あの娘の名前は?』と言ってる。それだけの男でした」と一笑に伏した。一方で、熱心な支持層を持つトランプ氏がアメリカ政治の影響を与え続けているとも語るクルーニーは「私たちは同じことを繰り返すより、もう少しましな感覚を持っていると願いたいですね」とトランプ氏が再びホワイトハウスに戻ってくることに否定的な姿勢を示した。
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