永野芽郁の伴奏で田中圭が歌うメイキング映像
累計発行部数80万部突破の本屋大賞受賞の小説を原作とし、永野芽郁、田中圭、石原さとみ出演での映画化『そして、バトンは渡された』が、10月29日に全国公開される。このたび、永野と田中が親子に扮する場面のメイキング映像が公開された。
今回公開されたのは、4度も苗字が変わるという不遇に逢いながらも、あっけらかんとした性格の主人公・優子に扮する永野と、血の繋がらない父親・森宮さんに扮する田中の関係性をうかがわせる映像だ。
永野は、初共演にもかかわらず、田中との最初の撮影に臨んだときから森宮親子の関係性はできあがっていたと証言。
「現場に行ったら、すでに森宮さんだった! 私が思う森宮さんのイメージにピッタリで、とても感謝しています!」と語り、この難しい役柄にもすぐに溶け込めたようだ。
その上で、「人に壁がなく気さくに接して下さったので、本当に(田中さんの)存在が大きかったと思います」と田中を賞賛。すると田中は「俺は、そんな森宮さんほど優しくないよ」と語り、この難しい役柄を上手くこなしていたと永野を絶賛。
「本当に頑張っていて、素敵だなと思いました」と、役を飛び越えた絆と信頼関係が、本作の森宮親子の関係性を作り上げたことをうかがわせるコメントを残した。
この映像でもとくに印象深いのが、卒業式で披露するためにピアノを練習している優子の隣に寄り添い、父・森宮さんが歌唱するシーンだ。
永野の伴奏に合わせ、心を込めて何度も「旅立ちの日に」を歌い上げる田中。この曲は、10〜20代に定番の卒業ソングでもあり、未来に向かう若者の背中を押す応援歌でもあり、森宮さんが優子を心から応援する気持ちが表れた心温まるシーンになっている。
今回の撮影のために、クランクインの3ヵ月前からピアノを練習していたという永野。それを見守りつつ、優しく歌を添える田中の姿は、まさに包容力のある親らしい印象的なシーンを作り上げた。
誇らしく近くで支える姿は、役を超えて本当の親子のようにすら感じる。田中の優しい歌声も印象的な、 親子の絆を感じるシーンとなった。
田中圭が料理を猛特訓! フライパン振り永野芽郁が”実食”
この動画には、田中演じる森宮さんが、娘・優子のために料理で愛情を表現する様子も収められている。
田中は、料理上手な父親という役柄を演じるため、慣れない料理シーンも丁寧に監督と相談しながら撮影撮影した。
監督からは「今の2倍ぐらいのスピードで、手を切らないように」と注文を受け、苦笑いしながらも”娘”のために一生懸命包丁を使う姿も。しかしやがて、フライパンを振る姿も様になってくる。
また、合間には、永野が毎回楽しみにしていたという”実食”シーンも!
このように3日間かけて撮影された森宮家のシーンは、何気ない日常の中にある2人の絆を感じさせるものとなった。
撮影を終えた永野が「3日間、楽しく”親子”の時間を過ごせました!」と振り返ると、田中は「今日もう終わるんでしょ? 寂しくてしょうがない」と語り、それに永野が「絶対ウソですよね!」と突っ込みを入れていた(https://youtu.be/KSYtdZH_SBI)。
秘密を抱え生きた2組の親子が1つに交わるとき、感動が頂点に達する
本作品は、令和最大のベストセラーである瀬尾まいこの原作小説の映画化。
血の繋がらない親の間をリレーされ、4度も苗字が変わった森宮優子(永野)。訳あって、料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)と2人暮らし。今は卒業式でピアノを弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中だが、将来のこと、恋のこと、友だちのこと等、上手くいかないことばかり。
一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘のみぃたん(稲垣来泉)に精一杯愛情を注ぎ共に暮らしていた。しかしある日突然、娘を残して姿を消してしまう……。
全く違う2つの物語が繋がったとき、驚きと共に今年最大の感動が訪れる本作品。事前に鑑賞した人の92.8%が泣いた(ワーナー・ブラザース調べ)とされ、書店員からも「登場人物のほとんどが優しいので見終わった後、自分も優しい気持ちになれました」「原作も素敵な物語でしたが、映画のラストも衝撃的で涙が止まらなかった」「血のつながりではない、壮大な愛に満ち溢れた作品だった」といった声が寄せられている。
『そして、バトンは渡された』は、10月29日に全国公開される。
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