仕事に恋に結婚、出産。人生の選択を迫られ、生きづらさを感じながらも頑張る女性たちの姿を描いた奥田英朗の「ガール」。働く女子のバイブルとして女性たちから熱い支持を受け続けてきたこのベストセラー小説をもとにした同名映画の詳細が、6月22日に明らかになった。
原作は5つの短編からなるが、映画ではこのうち4つのエピソード「ヒロくん」「ガール」「ワーキング・マザー」「ひと回り」を再構成。仕事も年齢も境遇もバラバラながらも、堅い友情で結ばれる4人のワーキングウーマンを香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が演じ、その周りを、向井理、上地雄輔、林遣都、檀れい、加藤ローサ、波瑠ら、人気実力を兼ね備えたキャストたちが固めている。多彩なファッションも見どころのひとつで、23点にもおよぶ香里奈の衣裳をはじめ、全シーンが異なる衣装といっても過言ではない華やかさだ。
大手広告代理店に勤務。恋人(向井理)はいるものの、30歳を目前に恋に仕事に焦る29歳独身の滝川由紀子を演じた香里奈は、「いつまでも“ガール”でいたい由紀子が直面する悩みは、同じ女性として共感できるものがたくさんありました。そんな女性ならではの悩みをリアルに表現しながら、“女”を思いっきり楽しんで演じようと思います」とコメント。
草食系の夫(上地雄輔)アリ、子どもナシ、大手不動産勤務で年上の男性部下との関係に悩む武田聖子を演じたのは麻生久美子。キャリアウーマン役が初めてという麻生は「新たな一面を見せられるよう、がんばって役に集中したい」と抱負を語った。
また、おしゃれも恋愛も面倒くさくなりつつある34歳の老舗文具メーカー社員・小坂容子を演じたのは吉瀬美智子。22歳のイケメン新入社員(林遣都)に一目惚れしてしまうという役でもあるが、吉瀬は「今まであまり演じたことがないナチュラルな女性なので難しいところもありますが、頑張って撮影に臨んでいます。男らしさとかわいさを併せ持った役なので、それをうまく表現できれば」と語った。
さらに、自動車メーカーにつとめる6歳の子を持つシングルマザー平井孝子を演じた板谷は、「“女”っておもしろいなぁと常々思っておりますが、この映画のなかの女たちも愛しい人々ばかりです。『女をもっと楽しもう!』そう思える映画です」とアピールした。
メガホンを取るのは、『白夜行』『神様のカルテ』など話題作を立て続けに手がける若き俊英・深川栄洋監督。5月28日にクランクインし、7月下旬にクランクアップ。2012年初夏に全国公開される予定だ。
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