2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されて以来、10年間に渡って世界中から愛されてきた『ハリー・ポッター』シリーズ。そのフィナーレを飾る『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のワールドプレミアがロンドンで、現地時間7月7日午後4時(日本時間8日午前0時)より開催された。
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800mにも及ぶレッドカーペットが敷き詰められたトラファルガー広場には、1万4000人ものファンが殺到。15ヵ国、200人の報道陣が見守るなか、イベント直前には雨が止み、ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントらメインキャストやスタッフが次々と姿を現した。
また、最後にキャスト・スタッフがステージに登壇する場面では、原作者のJ・K・ローリングが感極まって、涙を流す場面も見られた。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』のプロモーションで、昨年来日したルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)は「ニホンノミナサン、アリガトウ」と日本語で挨拶。この日のロンドン・プレミアについては「自分は今プレミアを楽しんでます。こんなにファンが集まってこんなサポートをしてもらっているのを見ると、とても感情的になっているのがわかります。この雰囲気を楽しんでいるよ」とコメント。
今回も来日が叶わなかったエマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)は「日本のファンのみなさん、本当にどうもありがとう! 10年間サポートしてくれたことを本当に感謝しています。この『PART2』は、私もとても一生懸命演じたので、みなさんのご期待に沿うような作品になっているといいなと思います」と話していた。
また、故リチャード・ハリスに代わって、3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』からダンブルドア校長役を演じているマイケル・ガンボンは、ロンドン・プレミアについて「すごいハッピーだ。この雰囲気に圧倒されているよ。8000人のファンが叫ぶわ、サインを求めるわ、本当にすごい。1つの時代の終わりだよね。僕にとっては仕事の終わりだ。僕の仕事も終わったよ! ダン(ダニエル・ラドクリフ)はその間にスターになり、ビリオネア(億万長者)になりブロードウェイに出て、僕のことなんか気にも止めてないな(笑)」と冗談交じりに話していた。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は7月15日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開<3D/2D同時上映>となる。
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