『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の来日記者会見が7月16日に大阪市内のホテルで行われ、監督のマイケル・ベイと主演のシャイア・ラブーフ、新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトレイの3人が登壇した。
・震災後、初の大物来日は『トランスフォーマー』
・[動画]『トランスフォーマー』ニューヨーク・プレミア
3.11の震災以降、福島の原発事故による放射能汚染の影響もあって、ハリウッドスターの来日は途絶えていた。これまでなら毎回のように来日していたジョニー・デップも『パイレーツ・オブ・カリビアン』で来日せず、最終話であることから来日が期待された『ハリー・ポッター』も誰1人やって来なかった。
そうしたなか、映画界にとって久しぶりの大物スターの来日となった今回。記者会見場には40台のテレビカメラ、80人のスチールマン、150人の記者が集まるなど注目を集めた。
会見冒頭ではシャイアが「マイド!」と覚えたての大阪弁を披露。続けて「大阪に来られてとても嬉しい。この映画は80年代生まれの僕たちにとっては男の子版バービー人形。『スター・ウォーズ』や『ジュラシックパーク』のような現実から離れた空想の世界に行くことができる作品だと思う。まして今回は3Dなのだから、なおさら楽しめるはず」と話し映画をアピール!
ベイ監督は「プレミアの最後に大阪に来られて嬉しい。3月11日の震災には心を痛めていました。ニュースで日本国民の勇気や勇敢さ、粘り強さを見ました。真の英雄は被災地で頑張っている方々だと思っています」と被災地にエール。本作については「6年間、このシリーズにすべてを費やして一生懸命作ってきました。『トランスフォーマー』は日本が発祥の地。日本がなかったら存在しなかった。本当に感謝しています」と話していた。
一方、ロージーは「オハヨウゴザイマス。ワタシハ、ロージーデス。オゲンキデスカ?」と日本語で挨拶。実は15歳のときに初めて訪れた海外が日本だったそうで、今回が2度目の来日。この映画に参加したことについては、「自分の違う一面が見えたり、素晴らしい経験だった。とても興奮しました。まさに“夢がかなった”体験だった」と振り返っていた。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国拡大公開される。
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