第1話に40億円の巨額製作費を投じたスコセッシのドラマがエミー賞にノミネート!
アメリカのテレビ業界で最も権威と歴史のある賞として知られるエミー賞。その第63回ノミネート作品が7月14日にロサンゼルスで発表され、マーティン・スコセッシが初めてテレビドラマシリーズを手掛けたことでも話題の『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』が、ドラマ部門で『MAD MEN マッドメン』の19ノミネートに続く、15部門18ノミネートされる快挙となった。
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同作はニュージャージー州のアトランティック・シティが「海辺のリゾート」から「ギャンブルの街」へと変貌した1920年代を舞台に、政治家や権力者たちの汚職や駆け引き、犯罪など、アメリカンドリームのダークサイドを壮大なスケールで描いたドラマシリーズ。
スコセッシ自らメガホンをとった第1話は、テレビドラマ史上最高額となる5000万ドル(40億円/1ドル80円計算)の製作費を投じたことも話題となった。また、マスコミや評論家の評価も高く、今年1月に発表となった第68回ゴールデングローブ賞では、『MAD MEN マッドメン』を破り、ドラマ部門の作品賞、主演男優賞(スティーヴ・ブシェミ)を受賞している。
第63回エミー賞の発表は現地時間9月18日にロサンゼルスで行われる。現在エミー賞では『MAD MEN マッドメン』が3年連続で作品賞に輝くなど圧倒的な強さを誇っているが、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』がこれにどう立ち向かうかにも注目だ。
なお、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』は10月よりWOWOWにて毎週日曜日23時ほかの放映となる。
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