「2人は幸せになれると思う」石田純一が及川光博と檀れいに祝福エール！

2011.07.29

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次々と起こる連続猟奇殺人事件と、幼い少年少女の恋の行方が密接に絡み合いながら進んで行く『モールス』。この映画のトークショーが7月28日に行われ、石田純一と椿姫彩菜が登壇した。

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この日の会場は、映画の舞台にちなんで1年中氷に囲まれたマイナス5度の世界が楽しめる「ICEBAR TOKYO」。集まった報道陣が防寒着に身を包むなか、素足なことを指摘された石田は「ちょっと寒々しい感じがするかもしれませんが、外は暑いし、この映画自体、ある意味、血がわき上がる部分があるので、今日もこういう格好です」と回答。

映画の感想については「ものすごく詩的で美しいし、残酷さが美しいという印象があった。少年が成長していく物語だが、女性や恋を知って成長していくことは喜ばしいことだけではなく、ゾッとするような怖さも秘めている。そこが切ないし、ある意味、怖い」と述べていた。

一方、椿姫は「切ない気持ちがすごく出ていて、それでいてピュアな作品。そんなことを感じる映画って今までになかった。見終わった後も全部のシーンが切なすぎて頭から離れず、少年少女が大人になっていく姿が、きれいなんだけど残酷に描かれているところが、この映画のすごいところ」と解説していた。

本作で主人公を演じているのは、『キック・アス』で脚光を浴びたクロエ・グレース・モレッツ。彼女の魅力について聞かれた石田は「もう世界を代表する女優さんになっている。14歳ですが、演技力というよりも存在感がすごい」と絶賛。『キック・アス』のときからファンだという椿姫は「この映画でクロエは色気が出てきた。（劇中で恋をするシーンでは）女の顔をしていると思った。逆に、これが演技だとしたらクロエちゃん怖いなと思いました。女優って怖いなみたいな（笑）」と、石田とは違う視点でクロエのことを褒めていた。

その後、囲み取材が行われ、結婚を発表したばかりの及川光博と檀れいへのアドバイスを求められた石田は「お互いに思い合って大切にしてほしい」とコメント。「年齢を経たからこそわかり合える、大切にし合えることがある。今は、すごくお互いに大切にし合っている。それが幸せにつながっていると思うので、2人は幸せになれると思う」と祝福エール。

また、娘が産まれたばかりの海老蔵夫妻には「ちょうど（歌舞伎に）復帰されたときだし、明るいニュース。素晴らしい天使でうらやましい。あやかりたいです。早くうちにも天使が来ないかなと」と、妻である東尾理子との子どもができる日を心待ちにしている様子だった。

『モールス』は8月5日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開となる。