キュートなウサギをモチーフにした戦慄の3D映画『ラビット・ホラー3D』。ホラーの名手・清水崇が監督した同作が、第68回ヴェネチア映画祭のオリゾンティ部門に出品されることになったと、配給元のファントム・フィルムが発表した。
・子役相手に終始笑顔の満島ひかり「大人より子どもとお芝居する方が楽しい!」
・[動画]『ラビット・ホラー3D』予告編
ヴェネチア映画祭は8月31日〜9月10日まで開催。オリゾンティ部門とは同映画祭の4つのオフィシャル部門の1つで、先鋭的で革新的な作品が上映される。
清水監督は、2009年には同映画祭の「プレミアム・ぺルソール 3Dアワードセレモニー」のプレゼンターをつとめ、翌10年には『戦慄迷宮3D』が招待作品として上映されており、今年で3年連続の参加となる。「ホラー作品ばかりの僕が、3年連続でヴェネチアに呼んでいただけるとは驚きです」と感想を述べ、作品については「ヘンテコなウサギが、“家族の絆がもたらす恐怖”をお届けします」とアピールした。
また本作に主演する満島ひかりは「まるで白昼夢のような、怖くて美しいこの作品が、世界中の人々の童心へ届くことを願い、『行ってらっしゃい』と胸を張って送り出したい」とコメント。
主人公の父を演じる香川照之も「清水監督の脚本を最初に読んだときは、よくこんなことを思いつくなぁと呆れるほどの異様なストーリーで、それが楽園ヴェネチアの空の下でお披露目されるとは、何という運命のイタズラかと思います。ホラーなのにどこまでもファンタジックな清水崇のいびつな世界観が、イタリアの美島を震撼させる様を、ぜひ見届けたいです!」とコメントを寄せた。
『ラビッド・ホラー3D』は9月17日より全国公開される。
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