ティモシー・シャラメ、初めてのスーツを完璧に着こなし天性の才能を見せつける!『DUNE/デューン 砂の惑星』本編映像公開

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DUNE/デューン 砂の惑星
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ポールが天性の才能を持つことをうかがわせる重要な本編シーンを公開

『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による伝説の小説「デューン/砂の惑星」の映画化『DUNE/デューン 砂の惑星』が全国で公開中だ。このたび、砂の惑星“DUNE”の必需品「保水(スティル)スーツ」を初めて着用する本編シーンが公開された。

公開された映像は、ポールがレト公爵(オスカー・アイザック)やガーニイ(ジョシュ・ブローリン)と共に、砂の惑星“デューン”で採れる特別なスパイス“メランジ”の採掘場所へ向かうため、生態学者で帝国の監査官でもあるカインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)から初めて着用する保水スーツについて説明を受けるシーンだ。

この全身をすっぽりと包み込むスーツは、効率の良いフィルターシステムを搭載しており、汗などの体内の水分を回収して飲み水に変換できるもので、この砂漠では必需品。同時に体を冷やす効果もあり、早朝でもこのスーツを着用していないと2時間も持たない、まさに命綱と言えるもの。

レト公爵やガーニイが着用後にカインズ博士から最終調整をしてもらうなか、着るのが初めてであるはずのポールだけは自然と完璧に着こなしていることにカインズ博士は驚きを隠せない。

というのも、この保水スーツは着用が難しく、初見で完璧に装備することはほぼ不可能。それを誰にも教わらず着こなしたポールに、カインズ博士は「生来、この地の生き方を知る」とフレメン語で意味深に告げる。ポールこそが全宇宙の未来を救う“選ばれし子”であるという片鱗を垣間見せると共に、カインズ博士自身もそれに気付いていることを示唆する重要な意味を持つシーンとなっている。

機能性のみならず、実際の着心地も抜群!? 「とてもしっくり」「ゴージャス」俳優も納得の出来

この保水スーツは劇中でも重要なアイテムだが、衣装を担当したロバート・モーガンは「スーツは人から出る水分を精製する機能スーツに見えることが絶対条件だった」と語っている。

さらに「スーツは体にぴったりフィットして、体型の違う俳優たちがそれぞれ格好よく見えることも必須だった。機能的かつ美しく見えるスーツをつくるのはとても難しかったよ」とも語り、スタイリッシュな見栄えにするために俳優それぞれにカスタマイズした苦労を明かした。

その甲斐あって、撮影で長時間保水スーツを着用した俳優陣もその着用感にはかなり驚いたそうで、「保水スーツはとても実用的だった。着たときにしっくりきたよ」(ティモシー・シャラメ)、「衣装はゴージャスだった。ひとりひとりに合った衣装だった」(ゼンデイヤ)、「フレメンとしてあのスーツを着ると何か威厳を感じた」(シャロン・ダンカン=ブルースター)といった絶賛のコメントを残している。

“映像化不可能”と言われた原作小説の世界観を忠実に昇華したSF超大作

本作品は、10190年の砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、「メランジ」と呼ばれるスパイスを巡り、父を殺され全宇宙の未来を託されることとなった主人公・ポールの運命と、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なSF映画。2D字幕&吹替とIMAXでの上映に加えて、「4D」、「Dolby Cinema」での上映も決定している。過去には映画化にあたりアレハンドロ・ホドロフスキーがチャレンジして失敗、デヴィッド・リンチによるものも期待されたほどの評価は得られず、今回の映画化に期待が掛かっている。

『DUNE/デューン 砂の惑星』は、10月15日より全国で公開中だ。