人気コミックを映画化したアクションエンターテインメント『スマグラー おまえの未来を運べ』が、第36回トロント国際映画祭のMidnight Madness部門に出品されることが明らかになった。
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同作は、夢に挫折した上に多額の借金を背負った主人公が、危ない荷物を運ぶ運び屋になるという物語。監督は石井克人。主人公を妻夫木聡が演じ、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信らが脇を固めそれぞれ個性的なキャラクターを演じている。
『鮫肌男と桃尻女』(98年)でも同映画祭に参加している石井監督は、「(『鮫肌男と桃尻女』のときは)映画祭のスタッフもリラックスしながら楽しんでいて、イカしてました。またご招待いただき、とても感謝しています」と語った。
一方、石井監督のファンでもあったという妻夫木は「今は1ファンとして、石井監督のアイデンティティが、日本だけでなく世界でも爆発することを期待しています」とコメントを寄せた。
第36回トロント国際映画祭は9月8日〜9月18日までカナダのトロントで開催。また、『スマグラー おまえの未来を運べ』は10月22日より新宿バルト9ほかにて全国公開される。
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