東直己の人気小説<ススキノ探偵シリーズ>の第2作目「バーにかかってきた電話」を映画化した『探偵はBARにいる』。この作品の完成披露舞台挨拶が8月17日に丸の内TOEIにて行われ、大泉洋、松田龍平、小雪、橋本一監督が登壇した。
・[動画]『探偵はBARにいる』完成披露舞台挨拶
・『探偵はBARにいる』完成披露舞台挨拶、その他の写真
舞台がススキノということで、北海道でほとんどのロケを行った本作。故郷での撮影について大泉は「16年前初めてテレビに出たとき、胸の部分をハート型にくり抜いた黒のとっくりセーターに、ラクダのモモヒキ姿でクラブやキャバクラをレポートしてました。なので、探偵というキャラクターで帰ってこれてすごく嬉しい」と感無量の様子。
小雪は初共演の大泉の印象について「人柄がにじみ出ていて、いちスタッフとして現場にいるような……」とコメント。これに対し大泉は「誤解を招くような言い方ですね(笑)。主演として現場にいたんですけど。細やかな気遣いがあったってことですよね?」と異議申し立て。小雪は慌てて「ごめんなさい」と取り繕っていた。
一方、大泉は小雪について「現場でのオーラがすごすぎた。写真撮ってもらっていいですか?とお願いしたら、思いのほか寄り添ってくれて。そしたら思わず普通の顔になってしまい、写真が“大女優とファンのおっさん”という仕上がりになった。どうにも主演俳優と女優というふうにはなりませんでした」と語っていた。
松田も大泉とは初共演となるが、その印象について「北海道のおいしいお店を教えてくれたりして、いろいろと頼らせてもらいました」とコメント。
すると、大泉は「寿司、ジンギスカン、ラーメンなどいかにも外食なものが重なったとき、ここらでおふくろの味に飢えてるんじゃないかと思い聞いてみたら、『おふくろの味ってどこの国のおふくろの味ですか?』と言われた。誰がジャマイカのおふくろの味を食べさせるか!日本だって」とキレぎみにエピソードを語ると、会場は笑いに包まれていた。
『探偵はBARにいる』は2011年9月10日より全国公開される。
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