世界中で大ヒットを記録した人気ハリウッドアニメの続編『カンフー・パンダ2』。この映画の初日舞台挨拶が8月19日に新宿ピカデリーで行われ、日本語吹き替え版で主役ポーの声を演じた山口達也、マスター・ヘビ役のMEGUMI、シーフー老師役の笹野高史が登場した。
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この日の舞台挨拶は上映後に行われたが、初日を迎えての感想を聞かれた山口は「僕は始まって5分で泣いてしまったシーンがありました。みんな普通に座ってますけど……」と、観客の反応にやや不満気な様子。しかし、観客から「泣いたー!」という声が挙がり、嬉しそうな表情を浮かべていた。
4月にジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーをはじめ、各国のボイスキャストが一同に会したイベントがロサンゼルスで行われ、そこに山口も参加。「全世界のポーが何十人と集まり、『お前はどこのポーだ? 俺は日本のポーだ』と話して盛り上がりました」と、振り返った。
また、アンジーの印象については「すごくセクシーだった」と嬉しそうに語り、ジャックからは「お前は日本のポーなんだから、お前らしくやったらいいんだよ」とアドバイスを受けたエピソードを明かしていた。
この日に先駆け、福島と仙台でのキャンペーンを行ったという3人。被災地での舞台挨拶を振り返り、MEGUMIは「すごく皆さん喜んでいただいて。逆に元気をいただきました」と語った。
また、このときが3人にとって初めての顔合わせだったとのことで、山口は笹野の第一印象を「すごくおしゃれなおじさんが福島の駅にいるなぁと思った」と話したが、一方の笹野は山口のことを「パンダにしか見えませんでした」と発言。さらにMEGUMIには「ヘビにしか見えませんでした」と飄々とコメント。
するとMEGUMIは「笹野さんがこんなにしゃべる人だっていうことに一番ビックリしました」と返し、さらに山口が「あんま喋らないほうがいいっすよ」と、寡黙な役柄のイメージからあまり離れすぎないよう警告。笹野は「軽々しい発言、すいませんでした」と2人に謝り、会場は笑いに包まれていた。
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