2005年から2006年にかけテレビ放送され、その後、スペシャル番組(06年)、映画(10年)と新しい展開を見せてきた『牙狼<GARO>』シリーズ。その新テレビシリーズ『牙狼<GARO> 〜MAKAISENKI〜』が10月より放送されることとなり、8月25日にスペースFS汐留で製作発表記者会見が行われた。
・[動画]『牙狼<GARO>』製作発表記者会見
・『牙狼<GARO>』製作発表記者会見、その他の写真
登壇したのは雨宮慶太総監督に横山誠監督、キャストの小西遼生、肘井美佳、螢雪次朗、中村織央、藤田玲、山本匠馬、さとうやすえ、松山メアリ、倉貫匡弘、影山ヒロノブ、ひし美ゆり子。
主演の冴島鋼牙を演じる小西は「またテレビシリーズとして帰ってくることができ、たくさんのメンバーと一緒にできるのが本当に嬉しい」と挨拶。御月カオル役の肘井は「6年前のテレビシリーズが再び戻ってくるなんて、当時は考えてもいなかった。去年の7月にクランクインし、私は最後の最後まで撮影が残っていたので最近になってクランクアップ。本当にこの日を迎えられて嬉しい」と喜びを口にしていた。
一方、昨年公開された映画『牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜』からの参加となる松山は、映画出演の際にテレビシリーズを見まくって勉強していたことを明かし、「(今回の)現場に行ったときに、テレビシリーズで見ていたキャラクターの方々のなかに(自分が演じる)烈花というキャラクターが入ることができ、本当に幸せでした」とコメント。
『ウルトラセブン』で友里アンヌ隊員を演じていたひし美は、今回がシリーズ初参加。「役名は元老員の神官。40年経って、昔と頭のなかは変わらないのに、ただの平隊員がこんなに偉い役をやっていいんだろうか思った」と話し笑いを誘っていた。
また、新テレビシリーズの見どころについて雨宮総監督は「成長してたくましくなった冴島鋼牙、アンド小西くん。それと、スペシャルと映画では描けなかった鋼牙とカオルの物語のその後がキチッと描かれている」と解説。司会から「本日の会見では、雨宮監督からは1人3つ以上のダジャレをという指令が出ているそうですが」と聞かれると、「小西くんがちゃんとやってくれると思います」と話し、小西にプレッシャーをかけていた。
さらに映画から参加した倉貫が、今回のテレビ版でワイヤーアクションに挑戦した喜びを語った後に、「布団がふっとんだ」と果敢にダジャレに挑戦。「小西さんがきっと、最後にどでかいダジャレを決めてくれると思うので、楽しみにしていて下さい」と続けた。
こうして少しずつダジャレ包囲網を敷かれた小西は、最後の挨拶で重責のあまり冷や汗を浮かべ、「『牙狼<GARO>』の宣伝がまったくできなくなりそう」とコメント。肘井から「頑張ろう!」と励まされるなか、「たくさんの愛情が詰まっている作品。ぜひ、テレビシリーズを見てください」とアピールすると、大勢に見守られるなか、ドギマギした様子の小西は肘井に「一緒に言って!」とお願い。2人して「ありガロうございました」と頭を下げ、大きな拍手を浴びていた。
『牙狼<GARO> 〜MAKAISENKI〜』は10月よりテレビ東京系にて放送開始。9月24日よりシネ・リーブル池袋ほかにて劇場公開される。
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