終戦間近の日本を舞台に、「マッカーサーの財宝を秘密裏に隠匿する」という密命を下された3人の軍人と、それを手伝う20名の少女たちの姿を描いた感動作『日輪の遺産』。この映画の初日舞台挨拶が8月27日に角川シネマ新宿で行われ、キャストの堺雅人、福士誠治、ユースケ・サンタマリア、森迫永依、佐々部清監督が登壇した。
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・『日輪の遺産』初日舞台挨拶、その他の写真
初日を迎えた感想を聞かれた堺は「とても嬉しいです。心をまっさらにして楽しんでいただければ」とコメント。ユースケは「300人収容のこの映画館に、なんと今日は2400人! 話によると、続編ができるって噂です。みなさんの署名次第で」と、おなじみのテキトー発言で観客を笑わせていた。
この日は「マッカーサーの“財宝”を秘密裏に隠匿する」というストーリーにちなんで、登壇者たちはそれぞれ“財宝”を披露することに。まずは森迫が小学5年生のときに転校でもらった寄せ書きを観客に見せ、「友だちだけでなく、校長先生をはじめとする先生方からもメッセージをもらって、すごい感動した」と語った。
福士が持参したのはクランクアップのときにもらったシャンパン。自分の名前入りなのがお気に入りの様子で、「すごく思い入れがあって、まだ開けられないです。監督と次の作品をやるときに開けたいです。そしたら、もう1本シャンパンをもらえるかな(笑)」と、佐々部監督にアピール。監督も「次のシャンパンを用意する。ぜひ参加してほしい」と答えていた。
ユースケは劇中で使用した丸メガネを披露。「衣装合わせのときに『こんなのかけたらコントになりますよ』と言ったら、監督に『そんなことありません。時代背景上、こういうメガネですから』って言われたんです。それで、こうやってかけたんですよ……」と実際にかけてみせると、場内からクスクス笑いが。そのリアクションを見て「まあ、こういう感じでね、スタッフたちが失笑し始めて……」と嘆き、笑いを誘っていた。
佐々部監督の財宝は、本作にマッカーサー役で出演しているジョン・サベージの過去出演作『ディア・ハンター』のDVD。「オーディションでロサンゼルスに行ったときに、どうせ出演してもらえないと思って、サインをしてもらった」と振り返ると、続けて「向こうから言われたギャラが、こちらが提示していた額の3倍くらいだったので無理だと思った。でも、脚本をすごい気に入ってくれて、出演していただきました」と秘話を明かした。
堺は野球ボールほどの小さなダルマを披露。「ロケ地となった群馬県高崎市はダルマが非常に有名なところで。撮影終了後に、地元の方から10数個もらったスタッフが『誰かもらってくれませんか』と困っていたので、ひとついただきました。僕はあまり願掛けはしないんですが、せっかくなので片目を入れて無事に公開されますようにと祈っていた」とコメント。
初日を祝して、堺はもう片方の目を入れると「高崎か最寄りの神社に奉納したいと思います」と笑顔を浮かべていた。
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