ウォンビンはすべてをかけてファンを守る!? 『アジョシ』舞台挨拶

2011.08.31

その他の写真はこちら（8）

『母なる証明』で確かな演技力を披露したウォンビン。そのウォンビンが主演し、2010年の韓国でNO.1ヒットを記録した映画『アジョシ』の舞台挨拶が8月30日に新宿バルト9で行われ、来日中のウォンビン、キム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇した。

・［動画］『アジョシ』舞台挨拶
・『アジョシ』舞台挨拶、その他の写真

冒頭、ウォンビンは「こんばんは、お会いできて嬉しいです。頻繁に来日したいのですが、なかなか来られずに間があいてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも来る度に、変わりなく会いに来てくれ、本当にありがとうございます」と挨拶。

今回が初来日となる11歳のキムも「本当に来ることができて嬉しい！『アジョシ』は頑張って一生懸命撮った作品なので、みなさん楽しんでください」と話していた。

また「ウォンビンと監督はどんな人？」と聞かれたキムは、「ウォンビンおじさんはとても優しくて、いろいろと気を使ってくださる方。監督は茶目っ気があって、とっても面白い方です」と答え、大きな拍手を浴びていた。

一方、監督はウォンビンとキムについて「（キム・）セロンさんはまだ幼いけど、成熟した感情を表現できる女優さん。ウォンビンさんは男らしい魅力と、小さな少女と心を通わせることができる魅力を持ち、ルックス、感情、気持ちを備えた方なので、この映画にとても合う俳優さん」とコメント。「セロンさんとウォンビンさんの素晴らしいハーモニーがあったからこそ、『アジョシ』は完成したと思う」と話していた。

この日はファンから寄せられた質問を司会が代読し、ウォンビンに尋ねるコーナーも。ウォンビン扮するテシクが、誘拐されたソミ（キム・セロン）を助けるために立ち上がるという物語にかけ、「もしウォンビンのファンがソミのような立場になったら、すべてをかけて守ってくれますか？」という質問が読み上げられた。

これに対しウォンビンは「すべてをかけて守ってあげたいという気持ち」と答えるも、「でも、その前に僕が死んでしまうのではないかな」と続けた。すると司会者が「そしたら、みなさんがすべてをかけて守りますよね」と客席に呼びかけ。客席からは賛同の意を表す拍手が起こり、ウォンビンは照れた表情を浮かべながら「ありがとうございます」とお礼を述べていた。

『アジョシ』は9月17日より全国公開となる。