『アントキノイノチ』凱旋会見で榮倉奈々と瀬々監督が岡田将生にW突っ込み！

2011.08.31

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第35回モントリオール世界映画祭でイノベーションアワードを受賞した『アントキノイノチ』。その受賞報告会見が8月30日に配給元の松竹本社で行われ、キャストの岡田将生、榮倉奈々と瀬々敬久監督が出席。喜びを語った。

・［動画］『アントキノイノチ』会見／岡田将生、榮倉奈々ほか
・『アントキノイノチ』がイノベーションアワード受賞

受賞直後より、その後、たくさんのメールが届いたことで喜びを実感したという瀬々監督。映画祭では、「見終わった後、海外のお客さんたちが寄ってきて、泣きながら（作品が）良かったと言ってくれたことが印象的でした」と振り返り、死や生を、岡田や榮倉が演じる若者の目を通して描いた部分が評価されたのではないかと受賞理由を分析していた。

岡田と榮倉は映画祭には出席したものの、授賞式前に帰国したため、式には瀬々監督のみが出席。監督が持ち帰った受賞トロフィを見た感想を聞かれた岡田は「すごく重たくてスゲ〜」と感嘆。「金だなぁ〜」と言って監督から「メッキだろ」と突っ込まれるも、「メッキですけど、ものすごい」と応じていた。

また岡田は現地での体験を聞かれ、良かったと言ってくれた人と交流したエピソードを披露。「5分くらい熱心に話したのですが、あんまり理解してくれなかった」と言うと、またもや監督から説明の下手さを突っ込こまれ、岡田は「そうです」とうなずいてから「うわ〜、チクショー！」とポツリ。榮倉からも「本番で反省するの、やめてくれない？」と突っ込まれていた。

最後の挨拶で監督が、「僕が働けるのもあと10年くらい」と前置きしてから、岡田に向かい「これから若い未来を背負う君たちに、ぜひこの映画を見てほしいと思っておるのであります！」と話すと、会場は温かな笑いと拍手に包まれていた。

『アントキノイノチ』は11月19日より全国公開される。