小島秀夫も絶賛! クラファンで実現したオリジナル撮影手法で新たに映像化した『サンダーバード』
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必見! 国際救助隊の背景がわかる『サンダーバード55/GOGO』“幻の第1話”
『サンダーバード』の日本公開55周年プロジェクトの目玉として企画された映画『サンダーバード55/GOGO』が、来年22年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映される。このたび、3話の各ストーリーと共に場面写真が公開され、著名人からもコメントが寄せられた。
『エピソード1』では、幻の第1話とも言えるトレイシー家とペネロープが出会い、国際救助隊が本格始動する背景が描かれる。『エピソード2』『エピソード3』では、国際救助隊が絶体絶命の危機に瀕しながらもスーパーメカを駆使して立ち向かう。いずれも、当時と変わらぬワクワク感はそのままに、まったく新しい物語が展開される。
第1話 サンダーバード登場
国際救助隊が本格始動する少し前、ジェフ・トレイシーに招待されたレディ・ペネロープは、召使いのパーカーと共に太平洋上の秘密の場所にある美しい島“トレイシー・ アイランド”に到着し、島に隠された驚くべき技術とサンダーバード1号から5号を目にする。エージェントとして大きな秘密を共有したペネロープが加わることで、国際救助隊はついに本格稼働をスタートさせる。
第2話 雪男の恐怖
ウラン工場が爆破され炎上する事件が発生。同じ頃国際救助隊は、エベレストで雪男に襲撃され救助を請う通信をキャッチして、ペネロープに調査を依頼する。ペネロープはスキーコプターに乗り込んでパーカーと現場に向かうが、この事件には国際救助隊の宿敵のフッドによる罠が仕掛けられていた。フッドの手に落ちるパーカー、ひとり雪深い場所に取り残されるペネロープは危機を脱することができるか?
第3話 大豪邸、襲撃
イギリスの大邸宅に忍び込み貴重品を奪っては屋敷を爆破する連続強盗事件が発生。次に自分の屋敷がターゲットとなることを予見したペネロープは、わざと屋敷を留守にして犯人たちを呼び寄せる作戦を決行する。しかし、犯人たちに見つかり気を失ったペネロープ、仕掛けられた爆発の時間が迫る中、国際救助隊による救助を受けることが出来るのか?
話題沸騰のおぼん・こぼんが”同期”としてコメント
そして今回はさらに、『シン・コンプリート・サンダーバード』の構成・編集を務める庵野秀明や、ペネロープの初代吹替を務めた黒柳徹子、コンビ結成が「サンダーバード」イギリス放送年と同期であるおぼん・こぼんなど各界著名人からコメントが寄せられた。
庵野秀明からは、「当時の映像の再現に徹底的に固執する制作コンセプトに、オリジナルに対する半端ない敬愛を感じ、素直に痺れます」と最大級の愛を感じるコメント。
漫画家・イラストレーターの江口寿史は、テレビで『サンダーバード』を熱心に見ていたのは66年から68年(10歳〜12歳)くらいで、実は当時は「人形劇」一般の持つファンシーな側面が苦手だったと言う。「しかし『サンダーバード』にはそういった所が微塵もなく、どこまでもハードで、メカやファッションもリアルに格好良くて、人形劇という意識では全く見ていなかった」と語る。
不仲のお笑いコンビと言われながら『水曜日のダウンタウン』で握手を交わして話題沸騰のおぼん・こぼんは、次のようなコメントを漫才風に寄せた。
おぼん:いや〜。『サンダーバード』、映画館で観れるんやて、嬉しい〜
こぼん:ホント、嬉しいよね。小さい頃観てたわ。
おぼん:ちょっと待てよ、小さい頃って、今も小さいと思うけど……
こぼん:そやない(笑)、子どもの頃からと云う意味や!
おぼん:なんや、そうかいな。とにかく、56年前に始まった『サンダーバード』、56年前デビューの我々と同期ってことやな。
おぼん・こぼん:同じ年の『サンダーバード55/GOGO』、是非、映画館で見て下さいね!
ゲームクリエイターの小島秀夫は、『サンダーバード』を「僕を形作る血肉となった特別な存在」と述べた後、実写やCGでのリメイクではなく、特殊で手間の掛かる独特の撮影手法“スーパーマリオネーション”でなければならないと力説。
今回の映像化が、本国イギリスの熱狂的なファンのクラウドファンディングによって実現したことにも触れ、「国際救助隊の再結成は、まさしく僕の見たかった『サンダーバード』そのもの」と公開を待ちきれない様子だ。
55年前に唯一の女性諜報員ペネロープの声を演じた黒柳徹子は、国際救助隊サンダーバードについて、「困ってる人たちのために出動する。5人兄弟が、それぞれロケットを持っていて、形がしゃれてる。とにかく、かっこ良くておしゃれ! 今回もみんなの活躍に期待しています。大人も子どもも一緒に楽しめます」とアピールした。
モデルの市川紗椰は、「SFで育った私にとって、幼いころに1話だけ再放送を見た『サンダーバード』はちゃんと見たいと思っていた幻のエルドラド。自分が愛する作品の多くが『サンダーバード』に影響を受けたので、理解を深めるためにも必見です」とコメント。
ロックミュージシャンの大槻ケンヂは、子どもの頃に見た『サンダーバード』のオープニングが印象に残っているという。「あのカッコ良さといったらもう、奇蹟や神話に遭遇したかの衝撃でした」と神がかっていたと振り返り、今回の新作へ期待を寄せる。
アニメーション監督・メカデザイナーの河森正治は、はじめて『サンダーバード』を見たのは6歳の時で、細密なメカ描写や国際救助隊というコンセプトにドハマリしたといい、「戦艦兵器ではなく輸送機なのにユニークでカッコ良い2号に魅了され、子どもながらにペーパークラフトでコンテナシステムまで自作したり。スベリ台を頭を下に滑って、途中で体を反転しては、乗り込みシーンを再現したり」と子ども時代を振り返る。
その上で、「50年の時を経て、『サンダーバード ARE GO』の時にはスタッフの一員としてサンダーバードS号をデザインすることもできました。そして今度は、よりオリジナルに近いカタチで復活する『サンダーバード55/GOGO』を見ることができる日を一ファンとして楽しみにしております!」と語った。
『サンダーバード55/GOGO』は、来年22年1月7日より劇場上映、1月8日よりオンライン上映される。
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