『DOG×POLICE』舞台挨拶で、「恵梨香さま」コールに困惑の戸田恵梨香

2011.09.02

その他の写真はこちら（14）

若き警察官と警備犬との絆を描いたアクション感動作『DOG×POLICE 純白の絆』。その完成披露舞台挨拶が、9月1日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、キャストの市原隼人、戸田恵梨香、時任三郎、村上淳、カンニング竹山、阿部進之介と七高剛監督、原案の小森陽一が登壇した。

・戸田恵梨香、相棒の犬に翻弄される!?
・『DOG×POLICE』舞台挨拶、その他の写真

本作は、警視庁に所属し、人命救助と犯人への威圧という2つの相反する役目を担う警備犬の姿を描いた作品。主演の市原は「警察官と警備犬との絆を描いています。家族や恋人、仲間など、人と人との絆を描いた作品にしたいと思って作ったので、ぜひ楽しんでください」と挨拶した。

戸田は客席からの声援に、「さっきから“恵梨香さま”と言われて、どう捉えたら……」と困惑気味。映画については「市原さんと（警備犬の）シロとの絆が表現された映画で、1回、2回……10回以上見ていただけたら嬉しいです」と強力プッシュ。客席から「いいよ！」という声が挙がると、「本当ですか!? ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべていた。

また阿部は、「撮っている途中で3月の地震があり映画の製作が止まった」と説明。震災後、警備犬とその訓練士たちは被災地に救助に行っていたそうで、「僕としては、より一層の使命感をもって挑んだ作品です。警備犬について、この映画を通じて多くの人に知ってもらえたら」と熱く語りかけていた。

そんな彼らの上司を演じたのは時任。だが、「犬が大好きなのでお話をいただいたときは嬉しかったのですが、いざ撮影がはじまったら、僕には犬があてがわれていなくて残念でした」とコメント。すると原案の小森が「パート2があれば、絶対、時任さんにも犬を用意するので、みなさんの力でよろしくお願いします！」とアピール。客席から大きな拍手を送られていた。

この日は主題歌を担当するシクラメンも登場。彼らのメジャーデビュー作でもあり主題歌でもある「僕の宝物」を熱唱し、市原も「本当にステキで、心を打たれました」と歌を絶賛していた。

映画について七高監督は「まったく新しいアクションエンターテインメントになりました。爆破シーンなどのアクションシーンでもCGをほとんど使っていなくて、本当に爆破させたり火を使ったりしています」と、リアルな迫力に満ちた作品であることを強調。「みんなが炎のなかで素晴らしい芝居をしています」とアピールしていた。

『DOG×POLICE 純白の絆』は10月1日より全国公開される。