蒼井優の妖艶な和装姿も見どころ！ 映画『るろうに剣心』に蒼井、青木崇高が出演
(C) 和月伸宏／集英社 (C) 秋倉康介
人気コミックを映画化した『るろうに剣心』。佐藤健が主人公・剣心を、武井咲がヒロイン・神谷薫を演じるこの話題作に、蒼井優、青木崇高、田中偉登が出演することが発表された。
原作は、1994年から99年にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載され、単行本全28巻の累計発行部数が5,000万部超の大ヒット作。幕末に「人斬り抜刀斎」として名をはせた伝説の剣客・緋村剣心が、明治維新後、不殺を誓い、各地を旅する様子が描かれていく。
アニメ化もされ不動の人気を誇る作品を映画化したのは、大河ドラマ『竜馬伝』を演出した大友啓史。今年4月にNHKを退局した彼が、フリーとなって初めて手掛けるのが本作だ。大友監督は「世界中にファンがたくさんいるマンガだからこそ、原作をリスペクトしつつ、映画ならではの魅力あふれた世界観を作っていきたい」と意欲を示す。ハリウッドの制作現場でも演出を学んだことのある監督がどんなアクション娯楽作を見せてくれるのか、期待が高まる。
一方、『竜馬伝』で芸妓を演じた蒼井は高荷恵役に。生きるために仕方なく悪に手を染める名医の娘で、剣心たちに出会い誇りを取り戻していくという役柄で、妖艶な和装姿も楽しみ。
蒼井は、「監督はじめ、『竜馬伝』チームが多いので安心して現場に入っています」とコメント。「先日、剣心の殺陣のシーンを少し見させていただいたのですが、とても素晴らしく、その勢いを私たちも失うことなく、最後まで乗り切れたら」と抱負を語った。
青木は、剣心と出会い、後に行動を共にする喧嘩屋・相楽左之助役。今回、「さらし姿に惡の文字。逃れられぬ世の運命（さだめ）。すすむは己のこの拳（こぶし）。喧嘩の道を独りゆく」というコメントを寄せた。
剣心を慕う、神谷道場の門下生・明神弥彦役を演じる田中は、今回が映画初出演。「芝居もアクションも覚えることがいっぱいで大変だけど、皆さんと最高の作品が作れるように一生懸命頑張るので、応援よろしくお願いします」と語った。
『るろうに剣心』は2012年夏に公開される。
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