大泉洋にお腹の子を紹介された小雪「最近、蹴り始めました」とニッコリ！

2011.09.11

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札幌・ススキノを知りつくす探偵と運転手兼相棒の活躍を描いた『探偵はBARにいる』。この映画が9月10日に公開初日を迎え、丸の内TOEIで行われた舞台挨拶に大泉洋、松田龍平、小雪、西田敏行と、橋本一監督が登壇した。

・［動画］『探偵はBARにいる』初日舞台挨拶
・『探偵はBARにいる』初日舞台挨拶、その他の写真

映画を見終わったばかりの観客を前に、大泉は「もう、感無量です。こんなにたくさんの方に来ていただきありがとうございます」と挨拶をすると、続けて「映画の感動で何人か、失神してらっしゃる方がいらっしゃいます。もう泣くのはやめてください。感動の涙で床が濡れております」と大泉節を炸裂。

この映画を子どもに例え、「私は今、3ヵ月の子どもを育てていますが、これからみなさんに、生まれたばかりの『探偵はBARにいる』という赤ちゃんを育ててもらうことになります」と話すと、隣に立っていた小雪のお腹を示し「まだ生まれてない子もここにいます」と、先日妊娠5ヵ月であることを公表したばかりの小雪を紹介。場内から温かな拍手が巻き起こるなか、大泉は「もう動くんだってね」と質問し、小雪も「最近、蹴り始めました」と笑顔で応じ、幸せそうな表情を浮かべていた。

一方、探偵という仕事に就きたいかとの質問には「探偵は随分地味らしく、浮気調査や盗聴器を探す仕事ばっかりらしいのでやりません」とキッパリ。続けて「この映画で演じた探偵は？」と司会から聞かれると、「もちろん、まだまだやっていこうと思っていますが、ここまでのアクションはやりません」と回答。

これに対し客席からは「（アクションを）もっとやって！」という声が。大泉は、そう言った観客に向かい「やれっていうのは、あんた方簡単だけど」とやりたくない言い訳をし始めるも、「カッコ良かった」と別の声が寄せられると、「うまいこと言う。プロのお客さんですからね」と観客を褒め、今後もアクションを交え、このシリーズでの探偵役を演じ続けることを誓っていた。

そんな大泉と一緒で大変だったのではと尋ねられた松田は「そうですね。あんまりこういう人、見たことなかったので」と話し笑いを誘うと、大泉は「なるほど、良い意味で言ってますよ」と自らフォロー。

また、小雪と夫婦役を演じた西田は「今までは泉ピン子さんとか、そういった感じの方が多かったので、妻とはそういうものだと思ってた。まさか、小雪さんが奥さんになるなんて」と感慨深げ。小雪から「本当に温かい方で、ドレスの衣装が多いなか、一緒に歩くシーンでも歩幅を合わせていただくなど気を使っていただいた」と感謝の言葉を受けると、西田は「お腹の子が自分の子のように思えてきた」と感無量の様子だった。